本日も当ブログをご覧頂きまして有難う御座います。
どうもテツヤです。

本日の作業紹介は、都内からお越しの「VW ゴルフ5ヴァリアント」で御座います。
そして本来であれば、ここで車両全体図となるのですが、今回は撮り忘れで画像なしです(汗

ご相談頂いた内容は「助手席ドアと運転席後ろの後席ドアキーがロックできない。」というもの。
まずはお預かりしての症状確認。
リモコンキーでもドアロックスイッチでも反応は無し。
ハーネスの断線を疑うものの、チョックすると綺麗なもんで。
ここは既に交換済みかな?な状態。
となればロックモジュールかな?ドアECUかな?の判断。
それぞれをチェックした結果、モジュール不具合の可能性が非常に高い。
更に進めて断定、なので交換修理で対応しました。

まずは助手席側。

ドアロックモジュールは、その名の通りキーロックを担当する部品。
位置としては以下のあたり。

ただし前席のモジュール交換は、外から行います。

ボディ外装の取り外しは、前後と下部のボルトを外します。

更に、キーシリンダーとドアノブを外します。

ドアノブは車両後方へスライドさせるイメージ。
ドアを開ける時のイメージでは外れないので注意です。
あくまでも後方へスライドさせながらで御座います。

これらが終われば、外板を外します。

誰かが外板を持って保持しながら。
他の誰かが固定用に残しておいた3本ほどのボルトを外す。
という手順が良いでしょうね、事前に着地点の準備も忘れずに。

そうしたら、ドアノブの受け部分を外して。

更に、白い樹脂カバーも外せば。

モジュールが登場します。

モジュールの固定は。

外から締め込んである2本のボルトを外して。

引っ掛けてあるフックを抜ければ。
あとは自由になるので取り外せます。

左が新品、右が故障品。
だったかな?

ワイヤーは再使用。
なので付け忘れに注意。

コネクターの付け忘れにも注意です。
とにかく、取り付けられていた物の付け忘れには注意します。
特に、元通りにしないと機能しない部品などは注意です。
じゃあないと、また同じ作業を最初からやり直すリスクがありますんで…。
たぶん電装屋さんなら、誰にでも経験のある”あるある失敗談”だと思います(汗

ドアパネル(外板)も戻せば完成です。
ちなみに前後と下部、それぞれ使ってるボルトは異なるので注意です。
油断してポイポイとネジ受けに放り込んでしまうと、何れが何処だか忘れてしまいます(汗
ということで助手席側の作業は完了。
ドアロックスイッチでもキーレスでも、どちらでの正常に機能しております♪