ゴルフ8Rヴァリアント:ケンウッド製ドラレコ「DRV-EM4700」取付(神奈川県)

本日も当ブログをご覧頂きまして有難う御座います。
どうもテツヤです。

本日の作業紹介は、神奈川県からお越しの「VW Golf8R Valiant」で御座います。

これは珍しい!
mkの8ヴァリアントで御座います。
しかも”R”です♪
当初はヴァリアントだとお聞きしていなかったので、入庫された時は「おや?長いぞ!?」て感じでしたが。
いやいや、ちょっとしたドッキリ演出で御座いました(笑

さて今回のご依頼は、ドライブレコーダーの取付です。
取付ける製品は、KENWOODの「DRV-EM4700」。

加えて、駐車監視用のオプションであります「CA-DR550」との組み合わせです。
ミラー型ドラレコなので、フロントカメラはミラーに組み込まれています。
レンズ部をぎょろぎょろ動かして、視点を調整させるヤツですね。
リアカメラは普通の正方形型で御座います。
別置きのGPSアンテナがありますので、これの設置場所を考える必要があります。
一応は国産ですし、内装の中に入れちゃってもOKかな?
ダッシュボード上に置いたんでは格好悪いですしね(汗

さて作業ですが。
基本は遠い場所から。

ゴルフはmk8もコルゲートチューブは外しません。
何故ならば、とても壊れやすいので…(汗
ここ、もう少し強度のあるもので作ってくれると助かるんですけどね。

電源などはAピラーを登って本体まで。
で、カバーを外すと先客が。

ETCかな?レーダーかな?
エアバックに被っているので、これは調整が必要です。
このままでは事故発生時に危険ですので(汗
ウェザーストリップを外して、できた隙間に配線を押し込んで取付けるとこうなります。
詳しくない方がDIYで取付けるのなら仕方がないですが。
業者でも普通に選択する場合があるので困ります。
「工賃の安さ」を追求した結果の弊害でしょうね。
安さを突き詰めていけば、何かを省かなければいけなくなります。

以下は修正後。

Aピラーのカバーさえ外せば、安全に配線できます。
たったこれだけの工程ですが、それさえ省かねば利益が出ない業界の悲しさ。
外注での下請けでも出張でも、数多くの作業を請け負う「薄利多売業者」の辛さでしょう。
もう少し工賃が高くなれば、こんな作業をしなくて済むのでしょうけどね(涙

そして完成。
さてGPSアンテナですが。

予想通り、隠し込んでも機能してくれました。
そんな訳で設置位置は、ルームランプの裏側へ。
ダッシュボードに置いとくよりも、この方がずっと良い♪

リアカメラは定位置に。

まぁこれは、どのメーカーを選んでも変わりませんね。
設置位置はどれも一緒です。
車両中心線上にレンズを置きます。
製品の両面テープが、熱線を跨ぐデザインになってるのは流石♪

最後にフロントカメラ。

製品と車両の一体感があるようでないのがミラー型の弱点。
カメラ位置の設定は悪くないんですが。
何よりも、この「被せてる感」が難しいです…。

この固定用に使ってるゴムバンドが格好悪いのです。
サイドから挟み込む形の方が、まだマシだと思いますが。
汎用性を持たせるのが難しいんでしょうね、メーカーや車種によって違いますし。

ミラーに差し込むコネクタ等は、なんとかクリアできてます。

この「ゴチャゴチャ感」もミラー型の弱点です。
これであれば従来のカメラだけの製品の方が、スッキリできます。
一応は純正ミラーとの交換型ドラレコもあるのですが。
ミラーの材質が安っぽいので、それはそれでイマイチなんですよね。
大量生産でのコスト減は純正品には敵わないので、素材コストを下げるしかないのですが。
あれがもう少し良質な素材で出来たものであれば、かなり魅力的になるんですけどね。

しかしストロングポイントもあります。

それはモニターの大きさ。
なので画像がとても見やすいです。
反射によっては見にくい場合もありますが。
しかし夜間時の後方映像確認用としても強い場面はあります。
これらの長所と短所を吟味して、何を選ぶか?になりますね。