ゴルフ8R:ユピテル製ドライブレコーダー「Z300」取付(東京都)

本日も当ブログをご覧頂きまして有難う御座います。
どうもテツヤです。

本日の作業紹介は、都内からお越しの「VW Golf8R(CD)」で御座います。

ようやくながら、細々とながら、どうにか納車が始まっているようですねゴルフ8R。
そうは言っても、これを書いている現在(10月末)において。
順調に(?)納車されているのは、発表前に発注していた方だけでしょうか?
「実車を見てから〜」とか「レビューが揃ってから〜」と考えていた人は、既に1年待ちぐらいの納期になっている様です。
いやゴルフ8になってからというもの「それはアウディですか!?」なんて価格帯になっておりますので。
迷わずに発注できる方は羨ましい限りなのでありますが。
しかし、それだけの魅力が”R”にはあるんでしょうね、GTIを超える魅力がそこに。

さて今回のご依頼はドライブレコーダーの取付です。
お選び頂いた製品は、ユピテルの「Z-300」で御座います。

前後2カメラ型でありながら、リアカメラに室内を撮らせる事で、概ね360°カメラ化させている製品。
魚眼で撮影させてからの、欲しい画角をアップで切り取る事での画質の荒さを回避させる為のフロントカメラ独立前方のみ撮影と。
後ろから車内を撮影させる事による「顔出し問題」も見事にクリアしたアイデア製品で御座います。
いやアイデア製品というよりも”力技感”の方が強いですかね?でもそこは褒めてあげてほしい♪

そして駐車中監視機能用に、マルチバッテリーも装備させます。
ドラレコに駐車監視をやらせるのなら、この組み合わせがベター。
少々価格帯が上がりますけれども、バッテリー上がりのリスクを減らすにはコレです。
特に、バッテリー使用開始から1年上経ってる車であれば、尚更でしょうかね。

さて取付にいきましょう。
基本は遠い箇所から、という事でリアカメラから。

カメラ位置はリアガラスに貼り付けますんで、配線はいつもの場所から。
ここのカバーだけ外せば、配線通しの作業は行えます。
この辺りはゴルフ7と同じですね、慣れていれば問題無し。

コルゲートチューブのロック部は割れやすいので。
配線を通す際でも外しません。
ほんとね、すぐに壊れるので触ったらいかんのですよ。
ここは鬼門です(汗

で、リアカメラの配線が終わったら。
ドラレコ用電源の取り出しも兼ねて、前まで持っていきます。

途中でマルチバッテリーの配置も忘れずに。
今回はD席の下です。
なんだかんだで、座席下が1番落ち着くんですよね♪

地面は平らだし、熱は籠らないし、配線隠せるし。
バッテリーの設定時はしゃがむ必要があるけれど。
その程度の面倒さであれば大した問題ではありませんし。
そもそもが、頻繁に設定変更するものでもないですしね♪

ドラレコ用配線は、そのまま上に。

サイドパネルの形状こそ変わっても。
ここの構造自体に大きな変更はないです。
相変わらず金属フレームのエッジは、バリが立ってて怖いですよね。
素手で擦ったら指が切れます(汗

そしてAピラーを通って天井部へ。

ゴルフ8のAピラーは、外すのが面倒になりましたねぇ。
ゴルフ7でもそう思いましたが、8は更にです。
初見殺しなので、外さずに配線を通す人は多いですが。
ほぼほぼ、エアバックをパスできてないケースが多いです。
エアバック展開時は、後付け電装品の配線が、予定外の異物となりますので注意しましょう。
「注意しましょう」とは書くものの、爆発物の上に乗ってた飛来物に対してどう注意するのか?
私にはわかりませんが(汗

配線はルームランプ裏を通して助手席側へ。

後々の位置変更の可能性を考えて。
可能であれば、この場所で配線を少々余らせます。
事前に取付位置の打ち合わせを行いますので、後々での変更は少ないですが。
それでもゼロではありませんので、予長分を確保すると良いです。
あとは整備上の問題ですね。
多少の遊びがないと、何処かの誰かが苦労する場合がありますので(経験談

そして設置完了。
まずはフロントカメラ。

車外から眺める際に、カメラの存在をできるだけ目立たせず。
かつ、インテリアミラーの裏側に隠すことで、ドライバーの視界から消したい。
となると、この位置になります。

そしてリアカメラ。

リアカメラは定番の位置に。
選択肢としては「後方映像を中心線上」「車内映像を中心線上」「カメラ本体の真ん中を中心線上」になりますか。
今回は3つ目のを採用し、映像に関しては気にしない事に。

最後にカメラ映像。

まずはフロントのみ。

フロントセンサー類を躱しながらの設置です。
できればもう少し前に出して中央に寄せたいですが。
そうするとカメラ自体の存在感が出てしまうのでギリギリの位置がここ。

続いてリアカメラ。

リアワイパーを視界に入れる事で、後方からやってくる目標物との距離感を出します。
映像は左右どちらかに寄り過ぎる事はなく、許容範囲だと感じます。

そしてリアカメラから車内。

こちらも結構ちゃんと写ってますね。
D席側にいる白い車両も写ってますので、側面からの映像も記録はできそうです。
ただし”事の起こり部分”については難しいでしょうね、急に画面に登場してぶつかる映像になりますかね?
まぁカメラの画角と位置的に、どうしようもないですが。
それでも、何も写っていないよりは全然良いでしょう。

最後に「ミラーに映るリアカメラ」の画像を。

リアカメラは横長で、そこそこ大きく感じたので。
ミラーへの写り込みを心配しておりましたが。
予想していたよりも邪魔にはならない感じです。
この程度の写り込みであれば、問題ないでしょうね♪