本日も当ブログをご覧頂きまして有難う御座います。
どうもテツヤです。

本日の作業紹介は、都内からお越しの「VW パサートヴァリアント(B7)」で御座います。

パサートにはシルバーが似合う。
とは私の持論でありますが、B7のシンプルなデザインだと余計でしょうか。
いやB8でも似合うんですけどね、といいますか私がシルバー系が好きなんですけれども♪
アルテオンが登場してからは、控えめな大人のデザインが特徴的となった感のパサート。
故にシルバーがとても良く似合うと感じるわけです。
どんな場面でも違和感のない、シュッとした大人の雰囲気が出来上がるじゃあないですか♪
大人になるとですね、色々とあるもんですから。
そのまま使えるってのは結構なアドバンテージだったりする訳ですよ(汗

さて今回のご依頼はバッテリー交換。

使用するのは、MOLLの82070。
アイドリングストップ車対応のバッテリーで御座います。
バッテリー関係のご相談が増えてきますと「冬が始まったなぁ…。」と感じるわけです。
エアコンのご相談が増えてくると夏が始まり、バッテリーが増えてくると冬が始まる。
電装業者的な季節の感じ方です(笑

パサート(B7)のバッテリーはエンジンルームにあります。

設置場所は一般的な位置ですね。
バッテリーカバーが用意されてるのを見ると「あぁ、パサートだなぁ♪」って思うわけです。
なんだかんだで、お金かかってます♪

純正バッテリーの品番は「000 915 105 EC」。

バッテリーメーカーへ適合バッテリーを問合せる際、最も早いのは純正品番です。
車体番号では複数の候補が出てくる場合がありまして、その場合には。

「装備されてるバッテリーのサイズ(縦×横×奥行)を教えて下さい。」

なんて回答がサラッときます。
いやいや、目の前に車がないので分からんのですよ…。
と言ったら、メーカーとの会話が終了しますんで、純正品番を教えて頂けると助かります(汗

交換するバッテリーには、バッテリーカバーを忘れずに。

稀に忘れて完成検査で発見し、作業をやり直す事がありますんでご注意を。
輸入車のバッテリーは重いので、意外に大変なんですよ(汗

バッテリーを取外す時はマイナス端子から。
バッテリーを取付ける時はマイナス端子を最後に。

「マイナスは、最初に外して最後に付ける。」
と覚えておくと良いですね、意外と忘れがちなので注意です。

逆にプラス端子は。

最後に外して最初に付ける。って事になります。
バッテリー端子の脱着は緊張されるらしいですが。
手順を守って行えば大丈夫ですので、落ち着いて行いましょう。

また最重要な注意点としまして。
バッテリー液が沸騰していたら、端子に触る事自体をやめて、車から離れましょう。
そして爆発の危険がありますので、絶対に火気厳禁です。

ついでにですが。
バッテリー固定用金具は最後で最初。

バッテリー端子を緩めたり締めたりする際に、バッテリーが固定されている方が良い。
という事からのものですが。
手順的に、自然とそうなる事も多いですね。
車種によっては、結構バラさないとバッテリーが外せないものもありますし。
油断していると、かなりの作業工程である車もあります(汗

そして終了。

最後にアダプテーションを行なって完成です。
最近の車両は、車両側にバッテリー交換した事を伝えないとダメなんですね。
それも、耳で聞いて理解してくれる訳ではないので、文字で伝えねばなりません。
こういうところは、昔の車両の方が楽ちんです。
尤も、そのうちのコレも簡略化されるとは思いますが。