本日も当ブログをご覧頂きまして有難う御座います。
どうもテツヤです。
本日の作業紹介は、都内からお越しの「VW Golf7R」で御座います。
今回のご依頼は、リアゲートと車体を結ぶ「コルゲートチューブ」の交換です。
中に配線が通ってるアレですね、配線を中に通すか、外を沿わせるか、の議論が(ごく一部で)燃え上がったアレです。
早い話が、配線を中に通そうと外したら、固定部分が割れてしまって。
そこから水が侵入し、車内が濡れてしまうという問題が発生するアレです。
個人的には、配線を中に通すのは必須。
10年後に発生するかどうかの断線を心配するよりも、明日起こるかもしれない”車内水浸し”を心配しましょう。
転んで膝を擦りむくのは怖いのに、裸足で歩いて怪我するのは気にしない。ってのは意味が分かりません。
これが問題のコルゲートチューブ。
今回は車体側のロック機能がバカになってしまっている状況です。
できた隙間から雨水が侵入して、天井から車内を濡らします。
コルゲートチューブの交換には、これらの配線をクリアする必要があります。
恐らくは今回の原因となったであろうドラレコのリアカメラ配線が見えてます。
基本的にVW車両のコルゲートチューブは外してはいけません。
「再使用不可」という認識で良いぐらいです。
ダメになったロック機構部。
割れて無くなってはいませんが、強度を完全に失っているので役立ちません。
基本的に「触らないほうが良い部分」というほどにデリケートな奴です…。
部品代自体は純正で3〜4,000円ぐらいだったかな?
部品代としては安い部類なんですが、工賃が高いのですよ。
意外とやる事が多いですからね(汗
彼らを相手に格闘します。
でも左側は作業範囲は狭いので、地道に進めればOKな場所です。
難しい工程もないので、時間が解決してくれるパターンのやつですね。
コツコツと作業を進めます。
配線を元通りに戻して終了。
チューブを1度ロックしてしまうと、再び外す事はできないので。
ロック前の最終点検は慎重に行いましょう。
じゃないと、チューブを自費で買い直すハメになりますので(汗