本日も当ブログをご覧頂きまして有難う御座います。
どうもテツヤです。
本日の作業紹介は、神奈川県からお越しの「VW Golf7GTI(5G)」で御座います。
懐かしのMk7GTIで御座います♪
「7師匠」を思い出しますなぁ、カラーリングがシルバーというのもグッドです。
一気に近代化、未来志向に変化したMk8と比較すると。
アナログな雰囲気が残っているのがmk7.5までという印象。
車を「操ってる感」を味わうのであれば、mk7.5までをお勧めします。
そこに利便性を載せるのであれば、やはり最新型が良いのでしょうね。
そういう意味でもmk9が気になるのですが♪
さて今回のご依頼は、リアハッチ(バックドア)と車体を繋ぐコルゲートチューブの交換です。
これを外しにいくと、車両との間を固定する樹脂部分が壊れるんですよね。
まるで”そういう仕様”であるかの様に壊れるので、ドラレコ等の配線を通す際でも、外してはいけません。
なので作業に自信がなければ、素直にお店へ任せちゃいましょう。
ただし注意しないと、チューブの外側に配線されるケースがあるそうです。
これ、水が配線を伝って車内に侵入するので、絶対にNGです。
左右ともにガッツリ外れてしまってるリアゲートチューブ。
ハッチ側はぶら下がり、車体側は乗ってるだけ。
これだと、隙間から雨水が侵入して車内を濡らしてしまいます。
具体的には、ルーフ(天井)からびしょ濡れに。
お客様は接着剤(ボンド)で固定されていたそうですが、結局は剥がれてしまいます。
リアゲート(ハッチ)の開閉によって、結構な力が加わるので耐えられんのですよ。
つまりは、経年劣化によっても樹脂部分が壊れる可能性はあります。
記憶してる限りだと1台ぐらいあった気がしますけど。
上記が新品のチューブです。
1個の価格が3,000円とか4,000円とかでしたかね?
部品自体は高くないんですよ、でも作業工程が面倒なので工賃がかかります(汗
助手席側の場合は、このコネクター、に刺さってる配線の束が難敵です。
しかもですね、配線色が2種類なので「色で覚えて対応」ができません。
画像で残しても無駄なので、1本ずつ番号を付けて対応するしかないです。
なかなかに地味な作業ですが。
作業範囲は狭いので、その点では楽はできます。
ただし「間違えない」「(コネクタを)壊さない」プレッシャーに注意です。
運転席側のチューブは、逆に配線数は少なめ。
ただし作業範囲が広いので、そこが面倒です。
リアウィンドウのウォシャーパイプを外します。
その為にハイマウントストップランプを外すか、頑張ってロックを外す必要があります。
パイプのロック部品はまだ大丈夫でしたが、これもそのうちに”触ったら割れる”のでしょうかね(汗
車両本体からチューブを通ってリアリッド(ハッチ)に向かった配線は。
そこからぐるりと全体に配置されます。
なので内装パネルは全て外して、配線を追いかけて外すわけです。
助手席側に配置されたアンテナ線が終着駅。
ここから純正配線の束を解して、チューブを潜らせ、そしてまた戻す。
通り道が決まってるので、元通りに戻せるか?がポイントでしょうかね。
そこまでシビアではないのが救いです。
全ての配線を元通りに設置したら、チューブのロックを決めます。
間違えても外せないので、最終確認は重要です。
最後に集中力を無理やり高めて、しっかりチェックしましょう。
このチューブには左右はないですが上下はあるので。
その点も注意が必要です。