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続 ゴルフ5ヴァリアント:ドアのキーロック不良修理(東京都)

本日も当ブログをご覧頂きまして有難う御座います。
どうもテツヤです。

本日の作業紹介は、都内からお越しの「VW ゴルフ5ヴァリアント」で御座います。
ただし昨日も申しました通り、車両画像を撮り忘れ。
なので車両全体を写している画像が御座いません(汗
2日間に及ぶ内容となっておりますが、申し訳御座いません…。

さて昨日は助手席側のキーロックモジュールを交換致しましたが。
今回は後席の運転席側のを交換致します。

で、後席ドアは前席とは違って。
外側からではなくて内側からアクセスして作業します。
なので昨日は外板を外しましたが、今日は内装を外します。

基本的にはボルト2本とネジ3本、そしてクリップだったかな?
記憶で書いているので正確でなかったらすみません。
まぁ問題はボルトやネジの数よりも、経年劣化による破損の方が心配です。
これについては回避のしようが無いケースがありますので(汗
ドアパネル自体の破損はどうしようもないですが。
クリップは交換できるので、こちらは用意しても宜しいかと。

で、ドアパネルを外しても、まだアクセスできません。

モジュールは、この金属板の向こう側。
なので、これを外さないとダメです。
しかしお金のかかってる車ですよね、ドアの剛性も高そうです。
デッドニングもさほど必要なく、スピーカー交換だけで良い音が鳴ってくれそう♪

まずはキーシリンダーとドアノブを外します。
これは前席と同じ作業なので、1回経験してしまえば大丈夫だと思います。
外し方のコツだけ、忘れない様に注意して下さいね♪

そしたら次は、鉄板をフリーにするための準備です。

ハーネス用のクリップなどを外して。
ホールを塞いでるゴムカバーなんかも外します。

窓をガムテープで吊ったら。
サービスホールから固定具を外します。
穴の中に見える円形の白い筒状のがそれです。
先に外したのを見せちゃいますが。

こんな構造になってます。
ここにガラスが乗っかっているので、ウィンドウガラスを吊っておく必要があるんですね。
ガラスの重量がかかっていると外れませんし、もしも外れちゃうとガラスが落ちますので。
基本的には押し込んで外すイメージです。

話を鉄板に戻します。
ここまで終わったら、ボルトを外しましょう。

ボルトも金属製ですからね、結構なコストかけて作ってるんですよねゴルフ5。
mk6からは樹脂製の板になってますが、どっちのが強度あるんでしょうね?
結果的には同じなのかな?総じて同レベル以上でなければ変更はしないか…。
結構あちらも強度はありそうですし♪

モジュール自体のボルトはこれ。

さてボルトを外したら鉄板を外しましょう。

鉄板なので重量に注意です。
同時に、他部品に触らない様にも注意です。
乗員が触ることのない部品って、結構エッジが残ってたりするので。
スッと触れただけで傷が入る事が多いです。
同理由で、指を切ったりもするので手袋必須。
基本的には2人での作業を推奨します。

こちらも、ワイヤーの載せ替えを忘れずに。
実物を見ると、汚れてる方が古い方なので判別は容易ですが。
こうして画像にすると難しいですね…たぶん右側が新品です(汗

交換が終わったら、逆の手順で戻して終了。

リモコンとスイッチとでキーのロックとアンロックを確認。
どれも無事に機能してますのでOKです。
今回の故障は2箇所同時だったので、ECU側の心配もしておりましたが。
結果的にモジュールだけの故障だったので良かったです♪
ECUが関わると途端に金額が上がりますし、何よりも納期が不安になりますので…(汗

ゴルフ5ヴァリアント:ドアのキーロック不良修理(東京都)

本日も当ブログをご覧頂きまして有難う御座います。
どうもテツヤです。

本日の作業紹介は、都内からお越しの「VW ゴルフ5ヴァリアント」で御座います。
そして本来であれば、ここで車両全体図となるのですが、今回は撮り忘れで画像なしです(汗

ご相談頂いた内容は「助手席ドアと運転席後ろの後席ドアキーがロックできない。」というもの。
まずはお預かりしての症状確認。
リモコンキーでもドアロックスイッチでも反応は無し。
ハーネスの断線を疑うものの、チョックすると綺麗なもんで。
ここは既に交換済みかな?な状態。
となればロックモジュールかな?ドアECUかな?の判断。
それぞれをチェックした結果、モジュール不具合の可能性が非常に高い。
更に進めて断定、なので交換修理で対応しました。

まずは助手席側。

ドアロックモジュールは、その名の通りキーロックを担当する部品。
位置としては以下のあたり。

ただし前席のモジュール交換は、外から行います。

ボディ外装の取り外しは、前後と下部のボルトを外します。

更に、キーシリンダーとドアノブを外します。

ドアノブは車両後方へスライドさせるイメージ。
ドアを開ける時のイメージでは外れないので注意です。
あくまでも後方へスライドさせながらで御座います。

これらが終われば、外板を外します。

誰かが外板を持って保持しながら。
他の誰かが固定用に残しておいた3本ほどのボルトを外す。
という手順が良いでしょうね、事前に着地点の準備も忘れずに。

そうしたら、ドアノブの受け部分を外して。

更に、白い樹脂カバーも外せば。

モジュールが登場します。

モジュールの固定は。

外から締め込んである2本のボルトを外して。

引っ掛けてあるフックを抜ければ。
あとは自由になるので取り外せます。

左が新品、右が故障品。
だったかな?

ワイヤーは再使用。
なので付け忘れに注意。

コネクターの付け忘れにも注意です。
とにかく、取り付けられていた物の付け忘れには注意します。
特に、元通りにしないと機能しない部品などは注意です。
じゃあないと、また同じ作業を最初からやり直すリスクがありますんで…。
たぶん電装屋さんなら、誰にでも経験のある”あるある失敗談”だと思います(汗

ドアパネル(外板)も戻せば完成です。
ちなみに前後と下部、それぞれ使ってるボルトは異なるので注意です。
油断してポイポイとネジ受けに放り込んでしまうと、何れが何処だか忘れてしまいます(汗
ということで助手席側の作業は完了。
ドアロックスイッチでもキーレスでも、どちらでの正常に機能しております♪