本日も当ブログをご覧頂きまして有難う御座います。
どうもテツヤです。

本日の作業紹介は、神奈川県からお越しの「トヨタ プリウス（30系）」で御座います。

30プリウスの登場した当時でしたっけ？
エコカー減税だったかな？が影響して、バンバン売れていたイメージがあります。
というか当時は、4輪なら何でもよかったぐらいの勢いがあった記憶。
そんな背景でありましたから、売れに売れまくっていた30プリウス。
なので市場には相当数の数があるはずですが、それだけに修理車両も多いです。
当社の場合はエアコン修理ですが、整備工場さんなんかは何が多いんでしょうね？
年式を考えると、買い替えになる方が、今は多いのかな？

さて今回のご依頼はエアコンの修理。
「冷風が出ない。」との症状でご入庫いただき。
点検の結果、コンプレッサーの不具合と判明です。
画像の奥に見えるのがそうですね。

コンプレッサー交換にて承諾をいただきましたので実施します。
事前にオイルは確認しますが、交換時にも改めて確認します。

うん、綺麗なオイルが出てきました。
ここで鉄粉が確認された場合には、作業を一旦ストップして再度相談をする必要が出てきます。
何故ならばコンプレッサー交換だけでは終わらないからですね。
作業時間も金額も全く違うものなりますから「進むか？やめるか？」の判断が必要になります。
進む場合は、新たな見積もりを。
やめる場合は、この時点までの料金が発生します。

使用するのはDENSO製のリビルト品。

Oリングは新品に交換します。
これの再使用はNGです。

真空引きは長めに行います。

ちなみに。
経年劣化による部品故障は、クリーニングでは防げません。
車の場合は温度も振動もあり、加えて時間経過による劣化故障もある。
つまり部分的すぎるんですよねクリーニングは。
であれば、壊れてから考えるのが効率的だと（個人的には）思うわけです。
ただお店側からすれば、何も問題のないエアコンからガスを抜いて再充填するだけでお金をいただけるので。
とても美味しい商売ではあるわけですから、そりゃあ流行るのもわかりますけど。