AYUMI-DENKI BLOG

パサートヴァリアント(B8):HL用純正LEDテールへ交換(埼玉県)

本日も当ブログをご覧頂きまして有難う御座います。
どうもテツヤです。

本日の作業紹介は、埼玉県からお越しの「VW パサートヴァリアント(B8)」で御座います。

息の長い生産が続いておりますB8型パサート。
正確には現時点でB8.5型となりますが、フルモデルチェンジは行われておりません。
アルテオンの登場で大人しい印象となっておりますが、以前は結構攻撃的なデザインに映った記憶。
相対的な効果で少々和らいだんでしょうね、個人的には、とても落ち着いたデザインに写ります♪

さて今回のご依頼で御座いますが。
ご相談頂いた作業は、ハイライン用の純正LEDへの交換で御座います。
この作業自体は4台目か5台目ぐらいになりますが、ゴルフであればもっと多いだろうカスタム。
パサートのシェア率で考えると、このぐらいの台数になるでしょうか。

今回の作業では、使用する部品はお客様の持ち込みです。
恐らくは中古品でしょうけれど、新品は非常に高いので中古品の使用は多いでしょうね。
保証やらの問題で当社でのご用意は難しいですが、ちゃんとしたお店で扱っている中古品で、しかも純正部品であれば心配は少ないと思います。
パサートの純正LED換装カスタムが少ないのは、価格の問題もあるでしょうし。
本当に高額になったんですよね純正部品、そりゃあ多少のリスクを犯しても社外品を選ぶ気持ちもわかる気がします(汗

さて先ずは作業前の状態をチェック。

個人的にはコンフォートのそれも結構好きです。
ウィンカー部の大きい、今となっては、ちょっとレトロな感じが萌えます。
現行型の車たちは”線”での表現が増えましたので、そこからちょっと外したくなるのは天邪鬼な正確ゆえ(笑
そうは言いつつも「Roc師匠」の外観はほぼフルノーマルですが、まぁそこは弄らずとも、マニア向け(?)な仕込みはそれなりにあるわけで(汗

話が脱線する前に戻しましょう。
さて作業を開始します。

基本的には車両後部での作業がメインです。
ただし取り外す部品は大きなものが多いので、置いておくスペースの確保は必須。
この点でDIYのレベルは高くなるでしょうね、道路に転がしておくわけにはいきませんし。

先ずはテール裏にアクセスするためにカバーを外します。

ハッチ側のテールはナットで、フェンダー側のテールは専用のスクチューで固定されています。
特に変な仕掛けはありませんので、見たままの判断で外してOKです。
ついでにコネクターも外しちゃいます。

留め具とコネクターを外したら。

テールランプを外します。
ここは汚れが溜まる場所なので、掃除しても良いかもしれません。
ただしテールが装備されている時は全く見えないので、掃除しなくても良いでしょう。
まぁそこは、個人のお好みで♪

そしてHL用のテールをセット。

印象がガラリと変わりますね、こっちを見ちゃうとこっちが欲しくなります(笑
さてここからが本番で御座います。
このままでは正確に機能しないので、配線の修正が必要となります。

ただテールを取り替えただけでは、上のように点灯がガチャガチャですので(汗

配線は純正を使用。
端子だけ買うか?ハーネスごと買うか?は悩みどころ。
端子はロット数縛りと輸送費で高く、純正ハーネスはそもそも高い。
よく使うのは端子購入が吉、出番の少ないのはハーネス購入で宜しいかと。

追加する配線は、純正ハーネスに這わせて設置。
そのまま露出させても機能的な問題は何もないけれど。
裸で見えちゃうのは、仕事として依頼されている身としては恥ずかしい(照
そんな訳で、隠せるなら隠しちゃいます。

リアハッチから車内へは、コルゲートチューブを通して侵入。
いつもの様に、ここは外さずに作業します。
コルゲートチューブの接続部は壊れやすいので、できるだけ触りたくない(汗
これ取り替えるには、全ての配線を取り除かないとなりませんので大変です…。

で、リアハッチ側は完成。

いつも迷うのは、途中でコネクタにしても良いかな?という事。
何かの修理でリアハッチをAssy交換する際には、簡単に接続を切れる方が楽ちんなので。
しかし純正ハーネスでも、コネクター化されてないのはあるし。
その為だけに費用が上がっちゃうのも勿体無い??
という事で、いつも若干配線を余らせる事で対応してます。
これはつまり、切断して繋ぎ直す際の余長分てやつですね。
配線の長さがギリギリのピッタリだと、繋ぎ直す際の”接続分”が確保できないので…。

ハッチから来た配線は、フェンダー側のテール用コネクタへ。
ここまで書けば「何をやっているのか?」はお分かり頂けるはず。
よく「私にもできますか?」というご質問を頂きますが。
当社ブログの記載で推測するのが難しい方は、DIYは諦めてお店に依頼されるのが良いでしょう。
自分でできるのか?の判断が難しい時点で、全てを単独で行うことのリスクは高いです。
せめて、ちゃんとできる人(ここでは店舗を指しません)と一緒に作業される方が良いです。

そして完成。

完成前のテストでは、全ての点灯パターンをチェック。

こうしてみると、HL用のはCL用と違うデザインで点灯するのが分かります。
やはりこちらの方が現代的な印象はありますね♪
でもレトロ感ならCL用かな?ただそれも、パサートにMCが入れば変わってくるのでしょうけれど。
ただの「テールランプ換装」ではありますが、それだけでも印象はガラッと変わる。
それはオーナーだけの満足感かもしれませんが。
誰と競うわけでのないので、それで良いじゃあないですか?と私は思うわけです♪

X
Facebook
Pinterest
Threads

Related Posts

BARGAIN
NEWS

2024年8月5日

本日も当ブログをご覧頂きまして有難う御座います。どうも テツヤ です。 明日の8月6日(火)〜8月15日(木)まで夏季休暇とさせて頂きます。 お電話や店頭での対応及び実作業、並びにWEBSHOPにてご注文頂いた製品の発送 […]

RECORD
PARTS SHOP

Tuesday‘s Studio

エンジニアの休日ブログ