本日も当ブログをご覧頂きまして有難う御座います。
どうもテツヤです。
本日の作業紹介は、神奈川県からお越しの「トヨタ RAV4(XA50系)」で御座います。
前回に引き続きのRAV4をご紹介です。
今回の作業はフロントグリルの交換で御座います。
こちらもサードパーティ製の製品で、アンバー色の発光部を装備しています。
その点灯のON/OFFは、車内パネルの空きスイッチ部分を使用してスイッチでコントロール。
なかなかに格好良い装備ではありますが、例によって取付説明書は無し、製品詳細情報も無し。
リスクのある作業ではありますが、そこはお客様のご理解とご協力があれば問題は無し。
これを前提として進めて頂ければ、恐らくは多くのお店において、断られる事はないと思います。
作業する側としては、GOするに当たっての安心感は欲しいわけですよ。
それを担保して頂ければ、基本的には触りたいのです、好きですからね♪
ただし今回のは苦労しました。
物理的な問題もありましたし、後戻りのできない加工が必要でしたし。
もう少し部品精度が高ければ、もっと広がっても良い製品だなぁ…と思いますが。
これの製造に日本人(企業)が関わったら、金額のハードルが高すぎて売れないかも…。
製品単体を遠目で見ると、良くできた製品に見えます。
PCのモニターやスマホの画面での判別は不可能でしょう、実物を見てもサラッとではわかりませんもん。
でも手に持って見ると粗さはわかります、比較対象は純正品。
ただその純正品も、少しずつゴニョゴニョ…。
配線の処理は少しずつ良くなってきた感がある製品も散見されるようになりました。
ただしコネクター、君らはロックされないのが多すぎる(汗
大手のオス/メスで揃えてくれれば問題ないと思うのだけど、それよりもコピーした方が安いのだろうか…。
灯火のON/OFF用に、お客様が用意されたスイッチ。
注意点として、スイッチならば何でも良いというわけではありません。
使用する製品に対して、対応する仕様であるかの確認は必要です。
社外品の灯火系部品を購入する際、スイッチでのON/OFFを考えている場合は。
その点の確認を販売店に行うのがベストです。
純正のフロントセンサー類は再使用。
ボルト穴の寸法が合うか?が若干の不安でしたが。
用意されたステイに無事装着できました。
とりあえず、安堵のため息は出ます(笑
ただしセンサーの付いていた車両側は加工が必要。
センサー装着用の土台は、全て取り除きます。
つまり、再装着はできないので、ここからは「後戻り不可」となります。
「純正状態に戻して〜」の手段は使えませんので、装着には覚悟が必要です。
ON/OFF用のスイッチは、エアコンパネル部に装備。
「トヨタ用」ということで、純正のような仕上がりですね。
これは良い♪
灯火用の配線を車内まで通して接続します。
電気的に繋がったら試験点灯。
無事に点灯したので、ひと安心ですが。
グリルを嵌めるのは苦労しました…全体的に歪んでる?サイズ不足?
こうなると、二人がかりで抑え込みながら、ネジ(ボルト)で無理やり嵌め込むしかない。
のですが、ネジ(ボルト)穴まで用意されたものでは届かない…。
これは設計ミスでしょう…と愚痴りながら、合う長さのボルトを探して取り付けました(汗
車内側のON/OFFスイッチも作動しています。
イルミネーション連動なので、ヘッドライト点灯時(正確にはポジション)には光ります。
そして完成。
全体的にはすっきりした印象、なれどLEDを点灯させるとイメージが変わります。
ON/OFFでコントロールできるので、イベントなどでは目立つでしょうね♪
スイッチのさりげなさも良い感じです。
こういった”紛れ込ませ方”が安易になったおかげで。
我々の出番も増えるというものです(笑