本日も当ブログをご覧頂きまして有難う御座います。
どうもテツヤです。
本日の作業紹介は、都内からお越しの「VW Golf7GTI 」で御座います。
シルバーのGTI、これはカッコ良い!
私も「6師匠」の時はシルバーを選んでましたが、「7師匠」に乗り換えた時は白を選んだんですよね。
「選んだ」というよりも「他に選択肢がなかった」という方が正確ですが。
モタモタと仕様を悩んでいるうちに、シルバーが無くなってしまったんですね。
ここでの教訓から「仕様より色が大事」って事を学びました(汗
と言いつつも、ひっくり返る可能性はありますが。
さて今回のご依頼はドライブレコーダーの取付です。
製品選びからご相談を頂いておりましたが、最終的に選ばれたのはVANTRUEの ドラレコ「N4」。
お客様の持ち込みにて作業致します。
フロント2カメラ、リア1カメラの構成で、車両前後と車内を録画する製品。
従来の吸盤型ステイから、オプションのGPS内蔵型貼り付けステイに。
そして駐車監視用の電源ハーネスを追加で持ち込まれています。
中華製ブランドという事で、価格の安さもあって手にする機会が増えている製品。
日本メーカーには頑張って欲しいところですが、金額で負けてしまうのは仕方のないところ。
性能も悪くないですしね、商談でぶつかると難しい…(汗
駐車監視用の電源ハーネスは、+B、ACC、アース線の構成。
なので駐車中監視を行なっている時は、車両のバッテリーから電源を供給します。
バッテリーへの負担はありますが、リチウムイオンバッテリーを使うよりは良いかな…。
フロントカメラを2個にして、車両前方と車内を録画します。
主には、車内で暴行を受けた際の証拠映像用でしょうね。
ただ、映像を残しても殴られれば痛いので。
相手が近づいてきても、ドアも窓も開けてはいけません。これは鉄則。
さて作業を開始します。
工程は遠いところから。
なので今回もリアカメラから始めます。
リアカメラはいつもの定位置へ。
リアハッチのガラスに貼り付けます。
配線を通すために、内装を外していくのが最初の仕事。
配線の出入り口は、ここと。
ここから。
コルゲートチューブを外さないのがポイントです。
カメラ配線を通したら、車両前方まで引き回します。
そして今回は駐車監視用の設定を考慮しますので。
フロント側での主戦場はここ。
駐車監視の設定はディップスイッチで行いますので。
後から何度でも変更できる様に。
本体を小物入れへ設置します。
ここであれば、簡単に設定変更できます。
デメリットは、小物入れとしての許容量が少なくなる事。
でもここって使った記憶がないんですよね、皆さんは何を入れてますか?小銭でしょうかね??
電源コードとカメラコードを通したら。
ちゃんと映像が出るか?を確認します。
ここで映らない様なら、各部を点検して修正です。
今回も無事に機能してますので、外した部品を戻して完成。
フロントカメラは、助手席側にある純正アンテナの横へ。
これ以上内側に入れると、フロントセンサーとインテリアミラーに内側カメラが被って。
映像の右側が完全に死んでしまうのでNG判断。
運転席側は運転中に気になるという事でNG。
結果、この位置へ着地しました。
録画映像の左右バランスを考慮して、カメラ自体は少しだけ内向きにセットしています。
角度はいつでも変更できるので、後々に調整して頂いてもOKですね♪
リアカメラは定位置へ。
車両後部には純正センサー等の装備が邪魔にならないので。
車両中心線上の好位置に取付できます。
カメラ自体のサイズが小さいので、ミラーへの写り込みも問題なし。
総じて良いレベルでまとまってる製品なんですよね。
こんなのがフツーに低価格で出ちゃうから、国産製品は生き残りが難しい。
価格で合わせればスペックで負けちゃうし、性能で勝負しにいけば価格面で大敗しちゃうし。
それならってんでコスト下げるために生産を海外で行えば、それはそれで叩かれちゃったり。
もうね、どうせいっちゅーねん!的な嘆きが聞こえてきそうですが、結局は地道に良いものを作っていくしかないんでしょうねきっと。
ただ何というか、日本メーカーの割にはフィードバックへのリアクションが遅い気がする昨今。
同じ言語を使ってるわけだし、もう少しスピード感があればなぁとは思いますです…。