本日も当ブログをご覧頂きまして有難う御座います。
どうもテツヤです。
さてタイトルの件で御座いますが。
月に1〜2本ぐらいのペースでご注文を頂きます「スバル用MFD変換ハーネス」の件。
まず前提としまして本製品は、当社での作業で自分たちが使うモノとして存在いたします。
従って「販売を前提として製品」とは、そもそもの考え方が異なりますのでご注意ください。
具体的には「車両のバラし方や、変換ハーネスの使い方を知っている作業者が使用する」ので。
外部用に作成した取付説明書や、取扱説明書の類は御座いません。
ですので本ハーネスを購入した場合は、ハーネスだけが手元にポンとやってきますから。
それ以外に必要となる情報や道具は、作業者自身で揃える必要が御座います。
従って同作業は、少なくとも「車両配線図の用意ができて、それを読める人」が望ましいです。
つまりは必然的に、電装屋さんに相談されるのがベストだと思います。
また当社の営業時間内は、ご予約を頂いたお客様の作業を行っておりますので。
電話やメールでの取付に関するフォローは行えません。
営業時間外は営業終了しておりますので、電話やメールでの取付に関するフォローは行っておりません。
従って同作業は、少なくとも「車両整備情報の用意ができて、実作業を行える経験者」が望ましいです。
つまりは必然的に、電装屋さんに相談されるのがベストだと思います。
取付マニュアルの作成も考えましたが。
どこまで詳しい内容の物を、どの車種まで広げて、どういった状況までを考えて作るか?で挫折致しました。
詳細なマニュアルを作るとなると膨大な労力が必要になりますし。
例え詳細なものを作ったとしても、過去の経験から問合せは絶対に発生します。
と考えると、マニュアルを作成する目的にコストが見合わない。
少々ドライな物言いとなってしまい申し訳御座いませんが。
そういった理由にて、基本的には販売のみとなりますので、作業は詳しい方にご依頼下さい。
少数で営業しておりますので、作業に集中させて頂きたい都合上、ご理解頂きたく存じます。
そして以下は、実際に作業する方のための付属情報です。
日常的に作業されている方であれば、これを見ていただければ分かるはず。
変換ハーネスは基本的に3種類あります。
以下は、その3種類ですので、お手元のハーネスと見比べてください。

主には「フロントカメラ」に対しての種類分けです。
左から「VTR入力タイプ」「汎用入力タイプ」「フロントカメラAssyタイプ」です。
個々にご説明します。

上記は「フロントカメラVTR入力タイプ」です。
主には映像出力がVTRコードで作られたフロントカメラに対応しています。
従って、カメラコードから伸びているVTRコードを繋げて頂ければOKです。
先端をチューブでカバーされている赤と黒の配線は無視しても大丈夫です。
カメラ自体の電源は、カメラの取説に従ってください。

上記は「汎用入力タイプ」です。
社外品から純正品のカメラまで対応可能になっています。
各配線の役割は、それぞれに付箋で記載してありますので。
接続するフロントカメラ側の配線を加工して、該当する配線に接続してください。
カメラ側配線の加工方法と接続方法は、取付けるカメラの配線図を確認しながら行ってください。
スバル純正カメラの場合は、該当する車両の配線図に記載されていますので、FAINES等で確認してください。

上記は「フロントカメラAssyタイプ」です。
「スバル純正フロントカメラ」「中間ハーネス」「変換ハーネス」で構成されています。
フロントバンパーに純正カメラを設置、中間ハーネスをエンジンルームから車内まで引き入れ、変換ハーネスと接続し、MFDにドッキングで完成です。
中間ハーネスは、配線を車内まで引き入れる都合上、変換ハーネスと繋がるコネクターは完成していません。
中間ハーネスを設置後に、配線に付箋されているナンバーと、コネクタに記載しているピンナンバーを元に、コネクタを完成させてください。
車両のバラし方についてはFAINES等で確認してください。
また当変換ハーネスは、カーナビとは無関係です。
変換ハーネスはあくまでも車両ハーネスとMFDを接続する為のものですので、カーナビの配線とは一切関わりません。
カーナビとMFDの接続には、全く別ルートでのアプローチが必要です。
こちらの情報につきましては、頑張ってネット情報を漁るか、取引のあるディーラーさんにご確認ください。
また上記の説明でわからない場合は、お近くの電装業者さんへ作業依頼される事をお勧めいたします。