本日も当ブログをご覧頂きまして有難う御座います。
どうもテツヤです。
本日の作業紹介は、都内からお越しの「VW T-Cross(C11)」で御座います。
ちょっとシティ派 T-Roc。
可愛い系な T-Cross。
という認識の私で御座いますが、概ね世間の認識と合っているでしょうか?
ちなみに「Tiguan」はなんでしょうね?サイズが大きいので、よりユーティリティなのが特徴でしょうか。
一言で表すと「全部もりもり」となりますか?それを言うなら「Touareg」でしょうかね?
どうして日本に導入しないんでしょう?
ランクルみたいな大型が売れているんだから、こっちでも売れると思うんだけどなぁ…。
さて今回のご依頼は、社外品のフロントカメラで御座います。
「カメラの固定ぐらいなら自分でできるので〜」とのご相談で、カメラ配線の取付が今回の作業となります。
カメラは仮固定でご入庫。
当初は仮固定もせずにとの事でしたが、こうなるとバンパーを外しての作業となりますな。
あまり外したくないんですよね、T-RocとT-Crossのバンパーは…。
基本的には最近のVW車両と同じなのですが、樹脂の爪が多くて大きくて硬い。
なので10年後とか、あるいは冬にはやりたくないですよね、絶対に壊れる(汗
今が夏で良かったですよ、まだ6月ですけど…(猛暑
さてT-Crossのフロントバンパーを外す際には。
必ずフロントフェンダーとヘッドライトに養生しましょう。
フラフラやっている間に、傷つけちゃいますので。
そして作業は2人以上がベストです。
フェンダーアーチ部分も取外しましょう。
アンダー部分のスクリューを外せば、あとは爪で刺さってるだけなので、引っこ抜いて外していきます。
どうですこの表現?これだけでもう、冬はやりたくないでしょう?
アーチ部分が外れたら、バンパーに向かって刺さってるネジを外しましょう。
これはいつも通り。
フロントバンパーには隠しネジが2本あります。
樹脂の同色カバーで隠されていますが、よく見れば見つけられます。
残りのネジはバンパー下部に、8本だったかな?よくある感じでスクリューネジがあるので外します。
ネジを全部外したら、左右のフェンダー部は横に引き広げて外し、前部はただ引っ張り剥がすのみ。
どうですこの表現?これだけでもう、10年前後経過してるのはやりたくないでしょう?
ちなみに整備書ではグリルだけ先に外すんですが、これも結構リスキーなんです。
どっちの方がリスクは低いのだろう…どなたか検証してくれませんかね…きっとかなりの情報価値になると思います。
あとはバンバン配線を引き回して車内に入れます。
随所にコストカット、と感じる変更は入ってるんですよね、樹脂部品が増えてる。
確かEUではリサイクル部品の比率が決められましたよね?
新車の製造時は、使用するプラスチックの25%が廃車からのリサイクス材でしたっけ。
強度に益々の不安を感じる分けですよね個人的には。
でもこれもブロック経済的な匂いがしますが、EVと同じで内部からバンザイしそうな気もしますが。
がんばれ日本メーカー!!
映像信号はTVチューナーの純正入力を使って接続。
これにより、高価なインターフェイスを必要とせず、カメラ映像を入力できます。
ほんと高価なんですよねインターフェイス…いやあれは「便利」というメリットがあるんですけどね♪
さてフロントカメラは、こういった状況で役に立ちます。
見通しの悪い交差点や、駐車場や脇道から大通りに入る時などですね。
車の鼻先だけ少し覗かせて、周囲を映像で確認できます。
これがあると便利ですよ。
純正入力を使ってのメリットは導入コストの安さ。
ではデメリットは、使い勝手の悪さですかね?
インターフェイスを使用する場合は、ステアリングスイッチでの操作で映像が出せますが。
純正入力を使う場合は、まず「TV視聴状態」にしてから「AV」を選ぶ必要があります。
最小で1アクション、最大で3アクションを必要とします。
それも、DiscoverProでのモニター操作が必要となるので、身を乗り出す動作も必須です。
ここが少々の”難あり部分”となりますか?
そうはいっても使用状況は「極低速での直線移動」に限られると思いますので、そう考えると然程の面倒さはないかもしれません。
それに使用頻度も高くはないと思いますし、主観ですが許容範囲と考える方は多いと思います。
そんな事よりも、事故を未然に防ぐ事の方が重要ですしね♪