本日も当ブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
どうもテツヤです。
本日の作業紹介は、都内からお越しの「abarth 124spider」でございます。

最近特に感じるのですよね。
車の運転が好きなら、今のうちに「好みの相棒」を見つけておいた方が良いと。
私が子供の頃、あるいは10年前でもいいです。
車のゴールが具体的にイメージできる様になって、途端に新型への興味が薄れています。
端的に言いますと、最終的には「箱に入って目的地を告げる」になりますから。
操作感が〜とか、エンジン特性が〜とかは、意味がなくなるんですよね。
何せ加速から減速から曲がり方から、全て車がコントロールしますんで、誰が乗っても同じです。
となれば、メーカーなんて何処でもいいでしょうし、見た目もさほど変わらんでしょう。
そう考えると、まだこちら(人間側)に主導権があるうちに、好きなものを選んで所有しておく必要があります。
車が好きであればね…という寂しさを感じているのです。
そして「カスタム」なんて文化も、今だけなんだろうなぁ…とも。
何せ人間が操作しないのだから、何がついてても気にしないでしょう?
なんてことも考えながら。
さて今回のご依頼は「インテリアミラー」の交換です。
124スパイダーは車高が低いので。
純正ミラーのままだと、後続車両のヘッドライトの反射が、非常に眩しいのです。
対策として「防眩ミラー」に交換するのですが、選択肢は2つ。
・マツダ純正防眩ミラー
・社外品防眩ミラー
今回は社外品の「GPmirrors」をお選びいただきました。
何だか久しぶりですね♪

純正も社外品も得られる効果は一緒です。
あくまでも「純正然」にこだわりたい方は純正を。
(アバルト純正ではないですが、ベース車両のNDロドに対しての純正です)
社外品でフレームレスにしたい方は社外品を。
という傾向でしょうか。

個人的に、デザインに関しては純正よりGPmirrorsが良いと思います。
最近はフレームレスが流行りですし、こちらの方がすっきりして見えますので。
作業は左右のピラーから中央のカバーまで外しますので。
養生して準備できたら作業開始です。

傷防止の養生も、みんカラ時代に「他所からの後出し批判」を交わすものに変わっていきまして。
みんカラをやめて以降は、本来の目的に戻ってきた感じがします。
SNSでは同業他社から、それはもう色々と勉強させていただきましたので(汗

配線をうまく配置する為にも外せる部品は外した方が良いです。
ぶら下がってる先任のドラレコ配線は、後で処理しときましょう。
この程度であれば、追加料金は発生しません(笑
ミラー交換自体は面倒ではありません。
土台に対してねじ止めなので、緩めれば外せますし、締めれば固定できます。


ミラー配線用のカバーが付いてるのは良いですね。
ただ124スパイダーに対しては、もう少し遊びがあってもいいかと。
そういう意味では純正の方が適当な気がします。
まぁこちらで削って調整すれば良いのですがね♪
そして完成図。
感度センサーはミラー裏にもあります。

フレームが無いのでスタイル良く見えます。
後続車からのライトを感じると防眩機能が働きます。
シフトをリバースに入れると解除されます。

防眩機能のON/OFFはスイッチでも可能です。
機能中はライトが点灯して知らせます。
OFFにすることはないでしょうかね?
