本日も当ブログをご覧頂きまして有難う御座います。
どうもテツヤです。
本日の作業紹介は、埼玉県からお越しの「VW Polo R-Line(AW)」で御座います。
,今回のご依頼は、VW純正のGTI用LEDテールへの換装作業です。
実はこれ、AW型が登場してから早々に用意したカスタムプランだったのですが。
残念ながら期待したほどの需要はなくて、結果的に「コケ評価」したモノであります。
ゴルフ6もゴルフ7も、テールをGTIとかR用に換装するのが流行ったので、ポロもイケるだろうと。
思ったのですがダメでしたね、分母が少なすぎたのか、興味を持つ人が少なかったのか。
判断基準として「価格が高い」ってのもあったんでしょうねきっと。
何せ登場した時点で、ゴルフ6の時のそれより高額でしたから…(汗
ポロの車体価格とを考えると、相対的に、より高額に感じるでしょうしね。
あるいはゴルフにおける”R”の様に、シンボル的な絶対の存在ではなかったから。かもしれません。
そうはいっても同カスタムの需要は、全くのゼロというわけでもなくて。
コアなポロユーザーには、ちゃんと”当たり判定”は出ている様でして。
数は少ないながらも、定期的に出てくれてはおりますから、それもまた判断が難しいのです。
完全なゼロ需要であれば、綺麗に忘れて”無かったこと”にしちゃうんですけどね(笑
ただ、そういった状況のカスタムプランでありますので。
”他人と違うカスタム”を目指している方にとっては、まさに必殺のカスタムプランであるとも言えます。
なにせそう簡単には、他人と被りませんから(笑
上記がR-Lineまで装備されている純正テールランプAssy。
これはこれで決して悪くないのです。
なのでわざわざ、高いお金を出してまで交換する意味が薄いのかなぁ…と思ったり。
点灯する部分の造形も直線的ですし、気にする程の事じゃあない?
でもですね、そんな些細な部分にもこだわっちゃうのが、真のマニアというモノなんですよ!
さて交換時には油断大敵、傷防止の養生テープを忘れずに。
「今の車は塗装が弱いから、養生テープを剥がす時に塗装も剥がれる!」
なんて情報をネットで見かけますが、業界ではそんな懸念はずっと前からありまして、塗装面に直接テープを貼ることはありません。
下請けに、粘着力の弱いビニールの養生テープを貼るという下地作りをするのが、業界では既に一般的です。
テール自体の取り外しは簡単です。
コネクターを外して、チョウネジを緩めて外せばOK。
コネクターから外すのは、テールの落下を防ぐ為です。
今回の作業において、1番用事があるのがコネクター。
車両個体差で長さが違うので、中で仕事するか、外で仕事するかは、その時々で。
コネクタのピンナンバーは同じなのでご安心を(笑
配線の仕事が終わったら、GTIテールの出番。
段ボールに入って緩衝材に包まれてやってきます。
せっかくなので簡単に掃除します。
埃というよりも土の汚れ?ってぐらいに汚れてます。
完全に綺麗にはできませんよ?残念ながら洗車屋さんや磨き屋さん程の装備は持っておりませんので(汗
そして登場のGTI用テール。
点灯テストで問題なければ、実作業は終了。
テールの表面はビニールで覆われております。
一応は傷防止の配慮はされていますよね、遠くから運ばれてきますんで。
ただし過剰な期待はできませんが、基本的に海外勢は「点灯するなら問題なし」が判断基準なので。
ただテールを交換しただけではエラーがバンバン出るので。
最後にコーディングで調整します。
「結構ちゃんと見てるなぁ」と感心する表示ですね♪
GTIテール装着後の画像です。
大きな変化はないでしょうか?
一見しただけではわからないでしょうし、興味のない人は絶対に気付かないでしょう。
でも、だからこそ、マニアには刺さるんでしょうね。
「君らとは違うのさ♪」という気分が、高揚するのだと思います。
見た目だけじゃなくて、実用的でもあったりします。
リアフォグが上に移動して、リバース灯が「片側(左側)1灯」から「左右2灯」になります。
後退時に後方を照らす光が、単純に2倍になるのですから頼もしいですよ♪