本日も当ブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。
どうもテツヤです。
本日の作業紹介は、都内からお越しの「Subaru LEVORG(VM)」でございます。
今回のご依頼は、カロナビからスバル純正ナビへの交換。
ナビは純正扱いのパナソニックナビ、それをB型MFDに対応させます。
当社へのご相談では少なくない内容でございますが。
意外と部品が多く、となると部品代は高いのです。
部品数が多いと工賃も上がっていくので、価格で跳ね返される方が多い作業。
となると「自分でやるから情報おくれ♪」の件数も多いのですが。
申し訳ないのですが、このご相談はお受けできません。
我々もリスクと時間をかけて得た経験値ですので、無料では話にならないのです。
「お金払えばいいんでしょ?」と言われることもあるのですが。
それですと、ご依頼いただいた方が安いです。
その方がどのような職業かは存じませんが、何十年と培った経験をお金に計算できますか?
という話になってしまうので、それであれば仕事として受けた方が安いですよね?というお話です。
今回のお客様は「以前から計画してたので何がなんでも実現したい!」という熱意ある方でして。
ご自分で色々と調べて部品を用意されています。
業界と関係ない方では限界がありますので、用意された部品が合っているか?間違ってるか?の問題はありますが。
「間違っていたり、足りない部品は用意して欲しい。」
という覚悟まで見せられては、我々としては燃えてくるのであります。
そして現実的な話、我々が全力で前進中に、途中でハシゴを外されては仕事にならんのです。
今は平気でこれをやる方もいらっしゃいますので、どこのお店も警戒するんです。
逆にこういった心配がないとなれば、それはもう”思い切りやれる”ってわけであります♪
兵站がいつ途切れるか分からない状況では、誰も戦えないのですよ。
いつも後ろを確認しながら心配していては、良い仕事もできませんしね。
さて状況が揃ったところで作業開始。
車両をお預かりして、諸々進めていきます。
こちらは入庫状態、パイオニアのナビが装備されてます。
これを外して純正ナビに交換します。
そしてナビを交換するとなれば、それに関連した部品も対応させねばなりません。
ズバッと取り外して、テストしながら進めます。
よくあるご相談で「(料金が発生しない範囲で)ちょっと診てほしい。」というのがありますが。
ここまでやらないと、何がどうなっているのか?が分かりません。
この時点で無料でやるのは無理だとお分かりですよね?
これは本件の話ではなくて、一般論としての話です。
ナビ品番から、該当する部品を確認します。
ただしこれはスバル純正品番なので、パナソニックから情報は出てきません。
パナソニック品番に直しても、スバル品番ではないのでスバルから情報は出ません。
これがややこしいのです。
ナビはそれ単体では動かせないので、付属するハーネスを用意せねばなりません。
これも大変な仕事ですから、個人では相当な労力になるでしょう。
それは我々でも同じです。
パネルも対応品に交換。
こういった調査も必要です。
せっかくなのでナビ情報も最新に。
「純正品扱い」でもありますし、取付は内装を外してしっかり行います。
この辺りの作業はいつも通りに進めます。
とりあえずの仮配線で電源入れて立ち上がるのを確認。
その後は仮付けで各種点検。
ここでの確認が終われば、やっと一息つけます♪
ETCも連動するものに交換。
この方が純正らしいですからね♪
そして無事に完成。
マイクはステアリングコラムの上ではなくて、Aピラー上部に設置します。
個人的に、純正(扱い)位置の鎮座は格好悪いので好きじゃないのです。
こちらの方がまだ、目立たないでしょう。
ナビの各機能をチェック。
純正のコーナーセンサーも生きてます。
ステアリングスイッチも使用可能で、便利さは犠牲にしません。
MFDの機能もOKです。
純正サイドカメラも生きてます。
ETCは純正位置へ。
基本的に違和感なく、最初からこうだった。というのが主目的ですが。
無事に達成できたので良かったです♪