本日も当ブログをご覧頂きましてありがとうございます。
どうもテツヤです。
本日の作業紹介は、都内からお越しの「スズキ ジムニー(JB64W)」でございます。

入手困難と言われているジムニーのご入庫。
カスタムされた古いジムニーは町田でもよく遭遇しますが、新車とのエンカウントは確かに少ないような?
用途はある程度限定される車種ですからね、なので乗る人も選ぶわけですよ。
いわゆる「趣味車」になるのでしょうから、生産台数は多くないのでしょうね。
加えてメーカーの予想よりも注文数が多かったとか、であれば入手困難にもなるでしょう。
個人的には、移動で構内を動かした程度ですが、あぁ確かに面白いと感じます。
ひとりで弄って遊ぶにも、ちょうど良いサイズ感でしょうからね「これは良いや♪」と素直に思うわけです。
さて今回のご依頼はレーダー探知機の取付でございます
ご指名いただいたのは、ユピテルの「ZK3000」。

ご希望のモニター取付位置から、専用のモニタースタンドをご用意。
アンテナも同様に、作ったものを使います。
OBD2アダプタは使用せずに、同梱の電源ハーネスを使用。
今回は、こんな組み合わせです。
アンテナ線を通すので、ミラー裏のカバーは取り外して作業。

先任のアルパインカメラが良い場所にいる。
これをパスしつつ、アンテナ配線を運転席側へ通します。

Aピラーのカバーを外して、配線を這わせます。
エアバックがあるので、隙間から棒で捻じ込むのはダメです。
今回、車両側の加工許可をいただいているので。
モニター配線を通すための道を作ります。

カバーを嵌めては確認し。
外して削ってまた嵌めてを繰り返し、配線の通り道を確保します。
電源はシガーソケット配線から拝借。

ヒューズカバーにはスポンジを巻いて異音対策。
固定しちゃうので鳴らないとは思いますが、念の為の作業です。
ジムニーの走る状況を想定すると、あった方が良いでしょうかね。
そして完成。
先ずはアンテナ。


アンテナステイは、最初に用意したものが気に入らなかったので。
別のものを作って使用してます。
なので冒頭の画像には載ってません。
そしてモニター。



無事にご希望位置へ設置。
貼り付けではなく、配線も最小限の露出。
「とってつけた感」は可能な限り無くしております。
メーターとナビモニターとの並びにあるので、一体感もありますね♪
そして今回、アイデアの問題で間に合わなかったフロントとサイドのカメラ取付。
位置の決まっているサイドカメラのみ、先行して取り付けます。
使ったのは、データシステムの「SCK-104J3K」。
ジムニー用のキットが付いてますね。

助手席側ドアパネルを外しての作業。
外すと見えるのはビニールのカバー。
あぁこれ久しぶりだなぁ♪

そこからミラーのみ外してカメラの設置。


カメラベースの設置は両面テープでの固定になってます。
なので設置してから24時間は、水濡れ厳禁でございます。
テープが落ち着く前に濡らすと、剥がれやすいんですよね(汗

この状態で一旦停止して、配線作業に移行します。

カメラ映像ケーブルが、中継コネクタを用いずにモニターまでいく仕様。
これはあまり歓迎しない作り方です。
純正ミラーの配線は、すぐにコネクタで中継していますでしょ?
カメラケーブルはコネクタになってないので、ミラーを外す時は切断しないといけません。
もう少し整備性を考えた構造にしてくれるとありがたいのですけどね…。
カメラ配線は純正配線に沿わせて車内へ。

ドアヒンジの蛇腹ホースは、固定が樹脂部品なので。
外さずに配線を通すのが吉です。
油断すると壊しますんでね、だから触らない方が良い。
通した配線は、キックパネル内で待機させときます。

フロントカメラとモニターの選定、そして固定方法と映像コントロール。
これが決まってから、作業再開の予定です。
それまではココで寝ててもらいましょう。
つまりモニターの設置がまだなので。

サイドカメラも固定せずに待機。
入れちゃうと調整が大変なので、プチプチを巻いて保護しときます。
モニターとフロントカメラのアイデアを決めて、早々に完成させましょう♪