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どうもテツヤです。

本日の作業紹介は、神奈川県からお越しの「トヨタ プリウス(30系)」でございます。

今回のご依頼は「トヨタ純正クルーズコントロール」の取付です。
30プリウスの作業としては、最も多いのが、この作業でございます。
と言いますか、当社ではこれしかないですね30プリウスは。
60系が登場して久しいですから、すでに大きく旧型と言って良い30系ではありますが。
当社の入庫車両では、まだまだ現役でございます♪
何せ売れましたからねぇ30は、あれはなんででしたっけ?助成金の騒動がマッチしていたと記憶。
当時は(輸入車以外は)「タイヤが4つ付いてれば、なんでもいいから打ってくれ状態」だった印象。
車齢13年を超えた車両からの買い替えで、25万円の助成金が出るというので、バンバン売れたんですよね。
あれが2009〜2010年の出来事、ハイブリッド車が広く世間に知れ渡り、プリウスが爆発的に広まったのであります。
「これは凄いぞ!」と意気込んだ自動車業界ではありましたが、その翌年(2011年)に東日本大震災が発生。
日本中が自粛ムードに包まれ、うっかり商売っ気を出そうものなら「不謹慎だ!」と叩かれて、急速に萎んだ記憶もあります。
思えばこのあたりから、日本は(物理的に)激動の時代に入ったような。
いつか来るだろう「首都直下型」に震える日々を送っておりますね(汗

こちらが「トヨタ純正クルーズコントロールセット」。
とは言っても、トヨタが正式に用意しているものではないので、個々に揃えたものをまとめています。
模造品を使った安価なものもありますが、信頼性に不安があるので、正規ルートで仕入れた純正品で揃えてます。

作業は「レバーだけつけるパターン」と「配線も加えるパターン」があります。
共通の作業は「クルコンレバー取付」であります。
つまりエアバックは必ず外すので、不安な方は電装屋さんに頼むのが良いでしょう。

上記が取付図。
クルコン用の配線とレバーを追加する作業です。
トヨタ車のコネクタは「入るようにしか入らない」ので、間違えることはありません。
(某メーカー車では、同じ形状のコネクタが複数あって冷や汗かきました…汗)

ちょこんと覗くクルコンレバー。
外見上の変更点はここだけ、純正品だけあって無駄がないです。

横から見るとこんな感じ。
レバー用の穴が空いた「コラムカバー」が専用装備で存在します。
内装色に合わせての2色展開なので、依頼時には内装色の色を伝えるのが必須。

クルコンが使えるようになった証として、メーターにインジケーターが表示されます。
画像はスタンバイ状態で、時速40km以上になれば実際に機能させることができます。
クルコン作動中は、レバー操作でOFFにするか、ブレーキを踏めば解除されます。