本日も当ブログをご覧頂きまして有難う御座います。
どうもテツヤです。

本日の作業紹介は、千葉県からお越しの「BMW 320i(E90)」で御座います。

さて今回のご依頼はレーダー探知機の取付です。
製品はユピテルの「Z2100」にて、セパレート型のレーダーです。
先日、ワンボディ型の「Z1200」がモデルチェンジしましたが、セパレート型の「Z2100」はまだです。
噂ではGW前後が怪しいのではいないか?という情報もありますが、さてどうなのか?
取付を急がないのでしたら待つのもアリ。
お急ぎの場合は、生産終了前に現行型の手配を是非。

さて今回もレーダーと輸入車用OBD2アダプターのセットで構築です。
いまだに間違った情報の多い「OBD2アダプター」ですが、ブログでも動画でもお伝えしております通りで。
正しい使い方をされれば、故障などの問題は基本的に発生しません。
ネット上で散見される不具合は、間違った使い方の結果発生しておりますので。
その情報をそのまま信じてしまうと勿体無いです。

この業界もなぜか、メーカーや正規取扱店よりも、ネット情報が信用されやすいので。
正しい情報を自分から取得する努力が必要です。
具体的には、メーカーや取扱店に確認をしましょう。って事です。

「フグは食える」って情報だけを信じて適当に調理し食中毒になっても。
「そりゃあそうだろう…。」って思われるのが当たり前で。
「ちゃんと調理できるお店で食べれば安全なのに…。」と誰もが思うわけです普通なら。
ところかこの業界では「食べたら食中毒になった!フグは食べない方が良い!」という情報の方が信用されるんですから不思議です。
「情報が正確かどうか?」よりも「声が大きいかどうか?」で判断されるので注意です。

モニターとアンテナ部で構成される「Z2100」。
これに「輸入車用OBD2アダプター」を加えた、いつものセットで御座います。
今回、アンテナは 運転席側フロントガラスへ、モニターはエアコン吹出し口上部のダッシュボード上に。

主な作業範囲はここです。
足元から電源を、フロントガラスからアンテナを、モニターをダッシュボード上に設置して、配線をまとめていきます。

アンテナコードは、もちろんAピラーカバーを外して配線します。
コードは隙間から押し込んでおけばOKではありません、これは絶対にNGです。
ひと昔前のDさんでは、それやると「やり直し」させられてたのを見た事ありますが。
今はどうなんですかね?わざわざチェックするだけの時間がないか…。

アンテナは専用のステイを使って取付。
同梱されているステイそのままでは「ぶら下がってる感」が凄いので。
これで見た目を良くします。

車内からの景色。
これでも若干の「ぶら下がり感」はありますが、それでも同梱品の半分ほど。
現時点ではこれ以上がないです。

OBD2アダプター設置時の画像。
電源取得に加えて、各信号も取り出せるのがメリットです。
E90の場合、カバーが使用不可となるのがデメリットですね。

モニター位置はダッシュボードの上。
ドライバー視点で、こう見えます。
自然と視界に入るので、見やすさはここが1番です。

単体で撮影すると右下がりで傾いて見えますが。
これはモニターがドライバー側を向いているからです。
セパレート型は、これができるのもポイントです。
ワンボディ型の場合はレーザー受光部が右前方に向いてしまい、レーザーを受光できなくなるのでNGとなります。

ダッシュボード上に設置するデメリットは、裏側の景色でしょうか。
「乗ってる感」の解消が困難で、モニターコードの露出もあり、見た目を気にされる方にはお勧めできません。
その場合は専用ステイを用いて、別の場所に設置する事をお勧めしています。