本日も当ブログをご覧頂きまして有難う御座います。
どうもテツヤです。

本日の作業紹介は、神奈川県からお越しの「メルセデスベンツ V350(W639)」で御座います。

今回の作業依頼はスピーカー交換。
助手席側のドアスピーカーが壊れていて音が出ないので、これを交換します。
使用するスピーカーはベンツの純正品、なので現装備品と同じものに交換致します。
多くのケースでは、このタイミングで社外品のスピーカーに交換致しますが。
「あえての純正」を選ばれる方もいらっしゃいます。
「オリジナル」にこだわるのも、車好きの楽しみのひとつでありますので♪

入荷まで3ヶ月待った純正スピーカー。
社外品ならもっと早かったんですが、それでも純正をという選択。
年数の経った車ほど、オリジナルの方が難しくなってきます。

備忘録も兼ねての純正品番画像。
私以外にも役立つ場面があればという。
次がいつかはわからんですが(汗

年数の経った車両の場合、ただ部品を外すだけでもリスクがあります。
経年劣化によって、触っただけで壊れる場合があるので…。

カバーを外すと、何処の何だかわからない部品が転がってました。
早速の洗礼?というか、何処から入ってきたのだろう?という興味も(汗

ドアパネルを外して、スピーカーを露出させます。
スポンジなんかも劣化中、触ると崩れるので「お触り注意」です。

目的の純正スピーカー。
スピーカーのコーン紙が劣化してボロボロに。

スピーカー用の傘が標準装備されてます。
さすがはメルセデスベンツ!トヨタでは見ないなぁ、VWでも。
殆どのメーカーでは省かれている装備ですねきっと。

取り外した純正スピーカーさん。
よくぞこれまで働いてくれました、お疲れ様。

シート&ミラースイッチの土台部が崩壊しておりました。
現状では、ドアとドアパネルに挟まれて固定されてた状態でしょうね。
こんなのは旧車あるあるで、だからうっかり触れないのです。

修理するならドアパネルAssy交換、すると時間も料金もかかります。
というわけでハンドメイド修正、接着して固定して、スポンジで異音防止。

ドヤ顔を覗かせる新品スピーカーさん。
今日から宜くお願いします♪

ドアパネルを戻せば、何事もなかった状態に。
なんの仕事したのかわからない。のが我々の業界で御座います。

修正したスイッチも無事に作動中。
これでダメになる様であれば、次はドアパネル交換でしょうかね?
ただそうすると、運転席側との(時間経過による)違いが出ちゃうので難しいところです。

これまでずっと右側オンリーだったスピーカー出力。
これでやっとこ中央に戻ってきます♪

懐かしの?(いやいや現役でしょう)BOOWYで最終確認。
音がステレオに復帰したので、とても気持ち良く感じます。
この感動を最初に味わえるのは作業者の役得♪

「B・BLUEでっせ!」とのツッコミを頂き、無事にオチたところで終了です。
動画をアップする前には、十分に見直しをしましょう(照