本日も当ブログをご覧頂きまして有難う御座います。
どうもテツヤです。

本日の作業紹介は。神奈川県からお越しの「日産 ティーダ(C11)」で御座います。

元日産の人間ですが、ほぼ入れ替わりで登場した車なので、あまり思い入れはない(汗
この頃は欧州的なデザインに変わっていた頃だから、既に慣れたデザインでしたしね。
まぁ当時は、色々と苦い思い出もありますし、記憶を掘り起こしたくはない「個人的暗黒期」から、まだ明けきってない時代です(笑

さて今回のご依頼はエアコン修理でありました。
通年ながら繁忙期に当たる真夏のご依頼でありましたが。
当時はまさか、ここまで暑く、ここまで残暑厳しいとは考えておりませんでした(汗
修理作業自体が命懸けになりかねない今夏でありました。
今回のご相談は「冷風が出ない」との事でしたので、まずはコンプレッサーの駆動を確認したのですが不動。
定番のヒューズかと予想しましたが、そちらはハズレで。
単純にコンプレッサの故障って事で、これの交換となりました。
内部故障での「異物循環」を心配してましたが、そちらは杞憂にて良かったです♪

あの奥にチラッと見えるのがコンプレッサー。
コネクタはクラッチに繋がる配線ですね、コンプ不動の場合は電気的な故障を疑うのもセオリー。

純正ヒューズは飛んでましたが、付け替えてもコンプレッサーは動かず。
コンプレッサーがダメになったので、ヒューズも飛んだのでしょう。
原因はこっちではありませんでした。

コンプレッサー交換時に、着いていたコンプレッサーをひっくり返してオイルを確認。
蛍光剤が入ってますね、事前に他でも点検してるのかもしれません。

コンプレッサーにつながるホースのOリングも交換。
ここでは素手での作業必須、わずかな異物が不具合に繋がるので、軍手はNGなのです。

交換後は真空引きでサイクル内の水分を完全除去します。
残れば、それがサビの原因となりますので。

ガス充填しながら低圧ホースに触る。
よく冷えてますね、つまりコンプレッサーは正常に機能してる証。

ガス圧も正常範囲なので問題なし。
これで他が故障するまでは、しっかりと冷風を提供してくれるでしょう。
問題は来年以降の夏が、どれぐらいの高音になるか?でしょうか。