本日も当ブログをご覧頂きまして有難う御座います。
どうもテツヤです。

本日の作業紹介は、都内からお越しの「VW トゥーラン(1T)」で御座います。

VWにおいて個人的おすすめなミニバンであるトゥーランさん。
スタイルは悪くないし、走らせてもVWらしさは感じますし。
何より人も荷物もたくさん積めるしで、家族の多いご家庭には重宝されるでしょう。
唯一の弱点と言えるののは、後席ドアがスライドドアではないので。
狭い駐車場に停めた際、子供の乗り降りで隣の車に気を遣う事でしょうかね?
ドアパンチで子供を叱るような事はしたくないし、ちょっと離れたところに止めるのがアンパイでしょうか。
ただ最近は、同メーカー車だとわざわざ隣に停めて「トナラー撮り」する方もいらっしゃるので油断はできない(汗
撮影される方は、チャイルドシートやジュニアシートの設置されていない側に停めてあげると、それが良いでしょうかね?
もしくは撮影後に移動してあげると平和だと思いますはい。

さて今回のご依頼はカーエアコン修理。
冷たい風が出ない。との事でご入庫頂きまして。
故障診断の結果「コンデンサーからのエアコンガス漏れ」と判明したので、これを交換致しました。
カーエアコンの修理に限らず、修理をご相談いただいた際に。

「今日直る!?明日?明後日!?」

と、尋ねられる事は少なくないですが、基本的にそれは無茶です。
用品取付や車検整備などと違って、項目や工程が決まっているわけではなくて。
基本的には消去法で不具合箇所を絞っていくのが修理作業ですので、ご相談頂いた段階で完了予定日はわかりません。
従って申し訳御座いませんが、修理依頼の場合はある程度のスケジュール調整をお願い致します。

トゥーランのコンデンサー交換。
バンパー外して色々外して、そこそこ工程の多い作業です。

取り外したコンデンサー。
飛び石の跡や虫アタックの痕跡などありますが、漏れ箇所はそこじゃないのです。

エアコンガスはここから漏れてました。
ホースと本体の溶接部でしょうかね?残念ながら交換するしかないです。

純正部品はメチャクチャ高額。
そんな時には社外品の選択肢もあり。
ただし若干精度不足な事もあり、その点は注意&ご了承必須です。

今回は当たりだった様で、ちょっぴり精度不足を発揮。
ボルト穴が合わず、その場での修正が必要でした(汗

交換作業後はじっくりと真空引き。
エアコンサイクル内の水分を完全に飛ばして、錆の発生を防ぎます。

エアコンガスを規定量入れて最終チェック。
コンプレッサーは正常駆動、ガス圧も規定内だし問題なし♪

「新冷媒」呼ばわりだけれど旧式であるR134a、当たり前ですが大気放出禁止で罰則もあります。
回収した冷媒量が足らないと分かっていて、エアコンガスクリーニング等で補充だけしちゃうのはNG。
しっかりと修理しましょう。

エアコンが正常になって快適な車内空間。
今年の夏も暑そうですが、これでひんやり過ごして頂けるはずです♪