本日も当ブログをご覧頂きまして有難う御座います。
どうもテツヤです。

本日の作業紹介は、都内からお越しの「BMW 320i(E90)」で御座います。

今回のご依頼は、D席側ドアミラーのAssy交換(丸々の交換作業)です。
「電動ミラーを閉じる際に、閉じきっても止まらずに動き続けようとするから、持込中古品に交換して欲しい」
というご依頼で御座います。
この際の注意点としましては、故障診断を行なっておりませんので。
ドアミラーを交換したからといって、改善しない可能性が高い事です。
これは「故障修理」ではなくて、「用品取付」に近い、ただの「部品交換」となる為で御座います。
車両に不具合が発生すると、ディーラーや修理工場へ相談するより先に。
ネットで調べて、そこに記載されている通りに部品を準備される方が多いですが。
ネットに記載されている事例は、あくまでも「その時その車両に発生していた事情」であり、全ての車両に該当するわけではありません。
なので、せっかく準備した部品も、全てが無駄になる可能性(リスク)がある事を考える必要があります。
それで失敗された方も少なくはないので、注意が必要です。

お客様がご用意されたのは「中古品」。
中古品の場合は、同じだけの年数が経過している事。
つまり、既に故障しているかもしれませんし、すぐに壊れるかもしれない。
というリスクもある事で、このリスクは持込の場合、お客様ご自身で負担する事になります。

ミラー交換を行うために、ドアパネルを外してバラしていきます。

E90の場合は、ここを外すとネジが見えるので。
壊さない様に注意しながら外していきます。

ドアミラー自体は3本のボルトで固定されています。
それを外せば、交換自体は可能となります。

外側から見た画像です。
なかなか複雑な形状してますね、必要だからこうなってるんでしょうが。
デザインした人は凄いよなぁ…と感心する場面です♪

ミラー部分(鏡面)は割れているので、元の方から外して再利用します。

交換後、無事に動いた事を確認して完成。
今回持ち込まれた中古品は、(この時点では)正常で良かったです♪
できるだけ故障せず、