本日も当ブログをご覧頂きまして有難う御座います。
どうもテツヤです。

本日の作業紹介は、都内からお越しの「Audi A6(F2/C8)」で御座います。

今回のご依頼は、スピーカーグリルイルミネーションの取付です。
イルミネーションなので、ライト連動でスピーカーグリルが光るって製品ですね♪
「Audi純正での設定はあるのだけれど、やっぱり取付けたくなった♪」
との事で、当社にご依頼を頂きました。
ただしこちらは社外品で、元々はディーラーさんに依頼されたそうですが。
「取付不可」との事で、どうにかなりませんかという話ですね。

聞けば「取説無し」「仕様書無し」との事。
社外品だけでもあれなのに、取付説明書の無い製品をディーラーがよく受けたなぁ。
とも思いましたが、「取付できない」としたのは気になるところ。
これについては何とかなりましたが、結果的には「まぁそうだろうな」という感じです。
ネットで売られている社外品には取付説明書の無いモノも多いですが。
基本的にこういった条件では、工賃は跳ね上がりますし、結果として「取付不可」でも料金は発生します。
購入自体はワンクリックで簡単でも、その後に苦労するケースは多いので、注意が必要ですね。
最悪の場合、取付できないものに、お金を払う事になりますので…。

ここが光るのは格好良いです。
結果として制限付きの仕様とはなりましたが、この価格帯であれば良いのかぁ。とも。
純正品で完璧に揃えたら、ビックリするような部品代になりますから…。

こちらが持ち込まれた製品のハーネスとコントロールBOX。
コネクタ接続で取付簡単なハーネスキットと、アンビエントライトカラー変更に連動するBOXの組合せですが。
そうは問屋が降ろしてくれないのが、中華製品の罠であります(汗

スピーカーグリルはディーラーさんが交換済み。
このグリルの下部がライト連動で発光する予定です。

まずはドアパネルを外す事からスタート。
まぁここは慣れた作業なので問題なしで御座います。

問題はここからで、該当する配線を探します。
ソフトウェアの問題もクリアする事を想定せねばなりません。
取付作業に入る前に、やる事はたくさんあります(汗

該当配線(コネクタ)を探し当てたものの機能せず。
だからDさんは中止したんですね、そして「取付不可」判定と…。
そこからを力技でクリアして、制限付きながらも点灯に辿り着きます。

リアドアも同様に作業を行います。
これを「A6専用品」として販売しちゃえる覚悟が凄い、そういった部分には感心できます。
なので、これに対して対応を要求しても、サラッと躱されて終わるんでしょうね(汗

結果として「アンビエントライトカラー調整」には連動できず。
だって配線の数が純正側のそれとあってないんですもん、そりゃあ連動は無理でしょう。
お客様に相談し「白色光」の固定点灯で決めました。

ただ、取付後の時間経過と共に、少しずつ青が強くなってくる。という謎の症状が発生。
コントロールしてくれないコントロールBOXは使ってないので。
これは製品の仕様なんでしょうねたぶん、それについては出来ることがありません(涙