本日も当ブログをご覧頂きまして有難う御座います。
どうもテツヤです。

本日の作業紹介は、都内からお越しの「トヨタ シエンタ(XP17#G系)」で御座います。

今回のご依頼はドライブレコーダーの取付です。
メイン車両ではないので価格を考慮しつつの、でも前後2カメラタイプで。
というご希望で、ご用意させて頂いたのはユピテルの「SN-TW86d」
現在は完全に主流となった前後2カメラタイプにおいて、コスパに優れた製品で御座います。
ただし「コスパに優れた」とは言っても、それは製品代金においての話でして。
”モノ”は低価格化していく(材料費などの関係で実際は上がっていますが)現状ではありますが、基本的に工賃は変わりません。
製品がどの様に変わっても、作業内容には変化がないのが理由です。
なので工賃が理由で予算オーバーするケースは少なくありません、その場合はフロントのみでも宜しいかと思います。

モニター付フロントカメラ、リアカメラ、電源コード、カメラコードというオーソドックスな構成。
機能も一般的なもの、基本は押さえているので性能上で不満はないはずです。
まずはコレを選択肢に入れて良いんじゃないかと、個人的には思う訳です。

唯一の不満点は、このステイですかね?
コレはこの製品に限った事ではないのだけれど、これのせいで「ぶら下がってる感」が出ちゃうんですよね。
もう少しなんとかならんのかなとは、いつも思う訳です…。

リアハッチに内装パネルがない車両では、配線の取り回しを考えるのに苦労するのですが。
ハイマウントストップランプユニットを外すと、隙間は結構ありそうと判断できたのでひと安心。
配線の余長分も確保できそうなのは有り難いです。

ゲート側はゴムだけ、車体側は脱着可能な樹脂部品。
そんな場合は外しちゃった方が作業は効率的です。
注意するのは経年劣化ですね、なのでもっと時間が経った場合は悩むでしょうかね(汗

配線は横から下に下ろします。
純正配線に沿って取り回すと綺麗です。

取付動画なんかを拝見すると「ピラーの隙間から配線を押し込め」って情報が多いですが。
純正状態の、こうなってる中身を見ると、とてもじゃないけれどNGでしょう。
各種配線もあるし、シートベルトって重要な部品なんですよね、エアバックがないだけマシでしょうけれど。

後席のキックパネルを外して、前席まで持っていきます。
ここも純正配線に沿っていくと楽ちんです。

助手席側も同じく。
部品外す手間はあるけれど、安全な方が良いに決まってます。
手間を惜しんでリスクを背負っては意味がない。

電源はナビ裏から頂きました。
なんだかんだで、ここが間違いないです(笑

合流した電源線とカメラコードは、Aピラーから上にあげます。
ここはエアバックがないので、隙間からねじ込んでも良いとは思いますが。
配線の太さを考えると、外しちゃった方が確実に作業できるでしょう。

完成図正面。
指定の位置に配置できたかと思います。
この「ぶら下がってる感」が個人的に苦手です、ただし角度の自由度の高さはメリットです。

裏側からの画像。
小さいながらもモニターがあるので、その場での画像確認が可能。
最近のユピテルはアプリが繋がりにくいので、こちらの方が確実ではあります。

こちらはリアカメラ、電熱線を避けて配置。
フィルムを貼られてる方はご注意を、カメラを外す際にフィルムも一緒に剥がれますので(汗

バックミラーに映るのは、こんな感じです。
気になるほどの大きさではないですね♪