本日も当ブログをご覧頂きまして有難う御座います。
どうもテツヤです。

本日の作業紹介は、神奈川県からお越しの「BMW MINI(R56)」で御座います。

「こんなに大きのはMINIじゃない!」などというセリフも今は昔?
我々の世代、よりももっと上の世代、なんかでは良く聞かれたもんですが。
そうは言っても初代(BMWになってから)が出てから、既に20年以上経っているので。
既に見慣れてしまってますし、年齢によっては”ここから”しか知らない方々もいらっしゃる訳で。
そうなりますと「これこそがMINI!」と言ってしまっても、何も問題がないどころか「当たり前ですけど?」となっても良いのではないでしょうか?
面白いのは、若い世代の方がBMC時代の、現在では「クラシックミニ」と呼ばれる方を求めているケースが少なくない事。
つまり車に求められるのは、必ずしも最新式の便利さだけではないって事ですな。
車体自体は安くとも(本当に?)、維持費を入れると現行型とトントンか、場合によってはそれ以上。
「お金のかかる趣味」って部分は、今も昔も変わらない様です(汗

さて今回のご依頼は、ドアミラー(サイドミラー)の鏡面部の交換。
現時点だとここだけの部品設定がないので、ドアミラーAssyでの用意となってしまう、価格は片側で3万円弱。
「片側で」としたのは、片側だけの交換だと経年劣化した逆側との差が出てしまうので「Assy交換なら両方共に」が望ましい。
望ましいが、鏡面交換だけの話がずいぶんと大きな話になってしまう。
となれば社外品にしてしまうのが吉。
純正がAssy設定を増やしたおかげで、社外品との棲み分けが進んできたんでしょうかねぇ…。

交換理由は「鏡面部の表面だけ脱落」というもの。
「嘘でしょ?」って感じですが、全く聞かない訳じゃない症状です。
まぁ工業部品ですしねぇ、そりゃあ色々と。と言って仕舞えばそれまでですが(汗

よく見るとわかるんですが、接着部が劣化して硬化してパキパキに。
外気に触れるし、濡れるし、乾くし、温度変化あるしで、環境としちゃあタフな訳ですよ。
「落ちるな!」ってのも無理がある気もしなくはない。

「自動車ドアミラー専門店」ってのがあるんですね、知りませんでした(汗
でも知ったからには、積極的に見てみたいですね♪

純正と同じ仕様。
なので使いにくさはないはず。
この機会に全然違うタイプにしちゃうってのもありですかね、設定があれば。

「鏡面剥がれ」の他の脱落原因としては、裏の爪が割れたり緩んだりするのもあります。
こちらは複数回の脱着を行なっているとなりやすいですかね、寿命も縮みますし。
普通に乗ってるだけ。という使い方だと、ほぼ発生しないのは「鏡面剥がれ」と一緒です。

無事に装着完了、製品クオリティは悪くなさそう、耐久性は未知ですが。
見た目の変化はないですが、そもそも脱落状態では見えないので、変化は大きいですよね?
欧州車では修理品で社外品を使うのは珍しくないので、これは選択肢として良いんじゃないかと思います♪