本日も当ブログをご覧頂きまして有難う御座います。
どうもテツヤです。

本日の作業紹介は、都内からお越しの「アバルト 124スパイダー」で御座います。

入庫する度に「良いなぁ♪」と思う124スパイダー。
このぐらいのサイズと排気量で、気持ち良くクネクネ走ったら最高でしょうよ♪
しかしながら中古車しか選択肢がないし、それも高額となると躊躇するんですよね。
完全に足元見られた商売に乗っかってしまう悔しさですよ、せめて新車であればと妄想は膨らみます。
まぁどちらにせよ所有は許されんのですけどね、そんな立場じゃないだろうよと(涙

さて今回のご依頼は「BoostrPro(ブースタープロ)」の取付でありました。
いわゆる「サブコン」ってやつで御座います。
ECU書換えによるチューニングとは違って、ソフトウェア上の変化(変更)がないので。
そう言った面で”安全”と言われているチューニングとして、再度脚光を浴びてきたジャンルとなります。
物理的な介入に対しては、人が直接視認しない限り”手を加えられていること”がわかりませんのでね。
わざわざメーカーが人を日本まで派遣しない限りは大丈夫という訳です。
とはいえ、いざ発生した車両故障についてはユーザーの責任となりますので。
保証を当てにしての導入を考えている場合はお勧めできません。
まぁそれは、どこのどんな部品であっても同じですけれど。

「BoostrPro」の製品構成。
本体とハーネス、そして(電気的に)ノーマル状態に戻すバイパスモジュールの3つ。

バイパスモジュールは、本体と差し替えて使用する。
つまりはコネクターの差し替え作業が必要となります。

124スパイダーのエンジン部。
作業範囲は、基本的にここだけ。

作業範囲は狭くとも、作業工程が簡単とは限らないのがネックですかね(汗
見える場所、手の入る場所なら良いのですが、車種によっては色々と外さなければいけない場合も。

このコネクターは見えるのでラッキーです。
手も余裕で入るし、こういうのばかりだと嬉しいのですが。

こちらは覗き込んでやっとこ見える感じ。
手を入れると視界はゼロになるので、感触だけで作業します。
つまりグローブはできないし、エンジンが冷えてないとダメです。
そう言った意味では時間がかかります(汗

本体はここに。
ステイを使って固定しました。

そして完成図。
ハーネスの長さが本体の位置を制限するので、そこを考慮して配置を考える必要があります。
本体の物理的なサイズも重要なポイントで、その辺りも考えて配置を決めていきます。