本日も当ブログをご覧頂きまして有難う御座います。
どうもテツヤです。

本日の作業紹介は、埼玉県からお越しの「VW ティグアン(AD1)」で御座います。

今回のご依頼はアイドリングストップキャンセラーの取付。
アイストキャンセラーのご相談で多いのは「ディーラー保証に問題はないか?」なのですが。
まずこれ、基本的にキャンセラー製造、販売、取付を行う業者には、保証に対してあれこれできる権限がないので、「保証に対して問題がないか?」という質問に対して回答できる材料を持ちません。
従って「わからない」というのが回答になります。
しかしながら経験上での予想という意味では回答は可能で、この場合の回答としては。

「ディーラー(メーカー)側でNGとされた時はNGです。」
となりますでしょうか、そしてこれは事後からでもNGとできます、そこが注意点です。
これはコーディングでのそれでも、後付け機械のそれでも、基本的には同じ事で。
自動車メーカーからすれば「車の機能をユーザーが意図的に故障させている」こととなる為。
その結果、アイスト機能自体、またはその周辺機器が壊れても、意図的に壊してるんだからメーカーは責任取りませんよ。って事ですね。
当社ではここまで説明する事が多いですが、中には「そんな話は聞いた事がないです」という方もいらっしゃいます。
そりゃあそうでしょうね、そこまで説明した結果として「それでも取付けたい」という方は少ないので、説明しちゃうと売れませんもの。
物が売れない、仕事が発生しない、のであれば、適当に誤魔化しちゃう方がお金になりますから…。
ただこれは、あくまでも可能性の話であって、必ずしもそうなる訳ではないし、店舗によって対応が異なる場合もあります。
ていうのが、余計にややこしくさせているのですが。
しかしユーザー側の意識としては、アイストのこれに限らず、何かのカスタムを行う際には、その結果について自己負担で解決する覚悟は必要であります。
それは今に始まった話ではなくて、以前からも、これからもの部分となるのですが。

当社でもアイストキャンセラーは「後付け式」に移行しつつあります。
後付け製品の利点は、装備している事が目視でないとわからない事で、それ以外の利点は少ないでしょうか。
ソフトウェアの場合は遠隔でも分かる。こちらはそれが大きなデメリットに。

気のせいか、外しやすくなってたココ。
最初の1台が1撃で割れたのが、逆にレアだったんですかね?
それ以降は素直に外れてくれてます、でもトラウマになってるのは変わりません(汗

キャンセラー本体は小さいので、設置場所に困った記憶は少ないです。
本製品の利点は汎用性の高さで、どのメーカーの、どの車種でも概ね使用可能です。
ただしテスターの使用は必須なので、使えない方は別の製品を使用した方が良いでしょう。

本製品はエンジンONに連動して、電気的にアイストのスイッチを押します。
手を使って物理的にスイッチを押すのと同じですので、結果的に「アイストOFF状態」となります。
スイッチを押せば「アイストON状態」となるので、アイスト機能自体は使用可能です。