本日も当ブログをご覧頂きまして有難う御座います。
どうもテツヤです。

本日の作業紹介は、埼玉県からお越しの「VW ゴルフ6GTI(5K)」で御座います。

懐かしいですねmk6GTI。
私自身が、VWのGTIという車両に魅了されたきっかけの1台でありました。
かっちりきっちりのドイツ車のイメージで、バビュンと走るんですから、そりゃあ面白くないわけがない♪
無駄にドライブとか行っちゃってですね、コンビニにちょっと買い物で1時間ぐらい帰ってこないとかザラでした(笑
関西日帰りとかしても、疲れよりも楽しさが上回ってた感じ。
いやはや楽しい車でしたよあれは♪
しかもですね、当時は400万円でお釣りがきたんですよ、素ノーマルので。
DCC付きでも400万円ちょっと超えるぐらいだったかな?それであの性能の車に乗れて、気持ちよく走れた訳です。
ゴルフだからアフターパーツもいっぱいで、ユーザー同士で集まって話してるだけでも楽しい時間を過ごせました。
詳しい方はmk8だといくらだかご存知ですよね? eTSIでもびっくり価格です、GTIじゃないよね?みたいな(汗
良い時代でしたねぇ…考えたら20年前ですか、そう思うと結構昔の車両に感じますねmk6。

さて今回のご依頼は、HELLA製のDRL付きヘッドライトへの換装作業。
そもそもが日本仕様では見送られた装備だったDRL機能付きヘッドライト。
当時のユーザーは海外のそれを見て、なんとか日本のでも装備したい!という事で、オーナーの皆様と一緒になって進めたのが、当時の「ヘッドライト有効化」でありました。
国内で最初の装備車両を作った時の興奮は、今でも鮮明に覚えています。
あの頃は楽しかったですね、色んな意味で。
当初はVW純正のみでありましたが、後からOEMでのHELLA製が登場しました。
VW純正じゃないので少しですが価格が安くなったんですよね、それでも外見や機能は全く同じなので。
これの登場で更に流行った気がします。

これが誰もが見慣れている日本仕様のヘッドライト。
ポジション灯が1灯、中身はT10のバルブが入ってます。
余談ですが、これをまともにLEDバルブにするだけでも結構な労力が必要でした。
適当なのでよければ、キャンセラー内蔵のに交換すればOKです。

ライト交換にはバンパー脱着が必須。
外さない方法も色々と探したんですけどね、結局はこれが1番良かった。
ゴルフ系は現在でも、この伝統が残ってます(汗

こいつがDRL(デイライト)付きのヘッドライトです。
「エディション35」が導入された時が最後のチャンスだったんですけどね。
結局は日本で使われる事はありませんでした、なのでディーラーに行っても注文はできません。

ライトにぶら下がってるユニットは、元のを再度使用します。
ちなみに中古品のを買って使うのは、あまりお勧めできません。
既に故障してる等、トラブル品であるケースも少なからず。

HIDバルブは再使用せず、今回はBELLOF製のバルブを使用します。
純正に比べて純白な発光色が魅力の製品。
せっかくのカスタムなので、ちょっとした変更も面白いですね♪

バルブ等を交換して車体に装着、のちに点灯テスト。
これだけではデイライト(含むポジション等)は光りませんので。
その為の仕掛けも追加します。

こちらは完成図。
結構な存在感のデイライト、だからこその安全装備で御座います。

この輝きが欲しくて、当時はオーナーさん達と一緒に、あれこれやったのです。
その途中もまた、楽しい時間でありました♪

デイライトはウィンカーに連動して減光。
このちょっとした変化が、またカッコ良いところ。
マニアの心をくすぐるのですよ♪

日本仕様にはないといっても基本は「純正機能」。
なのでメーターのメニュー表示でON/OFFコントロールできます。
このシンプルさも良いんですよね♪