本日も当ブログをご覧頂きまして有難う御座います。
どうもテツヤです。

本日の作業紹介は、神奈川県からお越しの「VW ゴルフ7」で御座います。

今回のご依頼はETCの取付で御座います。
「ETC純正装備がデフォルトのゴルフ7で取付ですとッ!?」
というのが最初の印象でありましたが、理由をお聞きして納得。
ETCエラーで修理見積もりをしたら、アンテナ交換で7万円ぐらいのお見積もりだったとか。
新品交換じゃなくて、アンテナ交換で7万円は高すぎる…さすが純正品扱い…(汗
という事で、それなら新品に交換しちゃった方が安いですよね。という事になります。
でもそれはメリットだけじゃななくて、デメリットもあるわけでして。

純正ナビ(ディスカバープロ)との連動はしませんので。
基本的にナビに依存していた機能は無くなります。
例えば、料金表示だとか音声案内、ルート考慮などですね。
またナビ連動できる機種もないので、選択肢は「スタンドアローン型」のみとなります。
料金案内は音声のみ、ナビのルートについては考慮されないです。
ただまぁ、音声案内については慣れですし、そもそも運転中に料金が気になる場面はないでしょうし。
ルート案内についても、VWナビを利用している方は少ないでしょうから、あまり影響はないのかな?と思ったり。
そう考えると、今後発生するであろうVW純正ETCの故障対応については、社外品での新品交換が良いのかもしれませんね。
連動はないだけで、製品自体は日本メーカー製ですし、これが現実的なプランかなぁと思います。

なんだか久しぶりな気もするETC一式。
なんて事を、最近も何処かで言ってた気もする様な?しない様な?
昔は散々に取り付けていたんですよねETCは、販売もしてましたし。
助成金が出て、超絶品切れ中だった時は、販売価格が3倍ぐらいでネット販売されてた記憶。
かれこれもう、15年前ぐらいの出来事だったかなぁ。

ETC本体は、純正ETCと入れ替えで。
となればグローブBOXを外しますから、ディスカバープロ本体も外します。
こいつは入れる時に難儀する場合もありますが、今回は「何かを増やす作業」ではないので不安は無し。

アンテナも付け替えるので、ピラーを外して配線します。
そう”外して”作業するんですよ、決してぎゅうぎゅうと押し込んで配線してはいけません。
ゴルフ7はエアバックがありますからね、これ重要です。

純正ETCよりも奥行きが短くなるので、裏側をカットして配線を露出させます。
これをやっておかないと、後々誰かがグローブBOXを外す時に苦労するでしょう。
そしてそれは自分かもしれない。
つまりはですね、コネクターにアクセス可能としとくわけです。
これの意味を分かってくれたら、こんなに嬉しいことはない(笑

パナETCは純正のそれよりも「薄い」ので、スポンジで周囲をカバーします。
隙間が空いていると格好が悪いし、何かを落としてしまうかもしれないし。
格好良く蓋を作り込むのも魅力的ですが、それならETCを純正品で交換した方が安い。
理想と現実の間で揺れるのは、作業者も同じであります(汗