本日も当ブログをご覧頂きまして有難う御座います。
どうもテツヤです。

本日の作業紹介は、都内からお越しの「VW ポロGTI(AW)」で御座います。

今回のご依頼は、既設品ドライブレコーダーのリアカメラ配線の修正です。
つまりは他社様の取付た作業の手直し依頼で御座います。
お仕事を頂けるのは非常に有難いのですが、しかし「他社様の修正仕事」ってのは気が重いのです。
何せ向こうからすれば、突然に文句をつけられて、一方的な価値観で修正されてしまうのですから。
お客様の心情も理解できますが、先方の腹の中もとても気になる。
端的に言えば「喧嘩を売られた」と受け取られても仕方がないので、会ったことも話したこともない相手から「敵認定」されても不思議じゃないのです。
当社としては以前に、勝手に「敵認定」してきた同業者からネット上に偽情報を流されて。
それに対して裁判までした経験がありますので、そうなった時の面倒さは重々承知。
なのでこの様なご相談を頂いた際には、まずは施工されたお店にご相談される事をおすすめしています。

これにはお客様側のメリットも勿論あって。

・自社作業の手直しなので、料金が発生しない可能性が高い。
・作業者が同じなので短時間で終わる可能性が高い。

・以降の関係性も良好なままで維持できる可能性が高い。

となります。
当社に依頼されれば無論タダじゃあないです、必ず料金は発生します。
自社作業ではないので、中身がどうなっているか?が不明ですので、見積もりと実請求が異なるケースがありますし。
他所で修正したと聞かされれば、作業したお店としては当然面白くないので、以降の作業についてはテンション下がります。
従って上記を考えても…という場合にのみ承る事にしております。

まぁつまり、手直しを引き受ける側にもリスクがあるって事でありまして。
スタートの時点で気分が落ちてる事が多いです。
そうは言っても、やるからには最大戦力で作業しますので、その点はご安心下さい。
…どういう内容のブログなんだろう今日のは(悩

こちらが修正前の状態。
リアゲートを閉めてると、コードがだらりと垂れ下がる様で。
そこを修正してほしいとのご依頼で御座いました。

あとは「見た目」の問題だそうです。
ケーブルクリップが並んでいるのがNGなんでしょうね。
まぁ確かにわかりますが…。

「できれば内部配線も…。」というご依頼でしたが。
そこまでやると、いくらかかるかわかりませんので現実的ではないのです。
取り付けるよりも手間がかかりますので…(汗

配線自体は綺麗に処理されてますよ〜♪とご報告用も兼ねた画像。
個人的には好印象で、とても几帳面な方が作業されたんだろうなぁ。という印象。
恐らくはアイデアだけの問題だったのではないかと推測します。

カメラステイ貼付け用のシートだけは剥がしておきました。
一応は熱線をパスするのが望ましいです。

「配線だらり対策用」に用意したのがこれです。
使用場面は限られますが、それでもそこそこ出番はあります。
当社の通常兵装でありますね♪

レールにコードを入れ込んで配線していきます。
コードの太さに応じて使うレールも変えますが、余計に目立つ事もあるのが難しい。

ちょっと引いて眺めると、こんな感じに仕上がります。
要は「統一感」なんでしょうね、これであれば我慢できるレベルだと思います。
問題はここに内装部品を設定しなかったVWのせいです(笑

もう少しドラレコのカメラコードが細ければ、ガラスとパネルの隙間に押し込めるかもです。
カメラコードの配線の太さは、我々も処理に困る事が多いんですよね。
ただしノイズが多くなったらもっと困るので、悩みながらもなんとかするしかないのです。